高度なデジタル技術を持つ技術者の育成ではなく、一般的なビジネスパーソンのDX(デジタルトランスフォーメーション)への適応を目指す研修です。目的はデジタル技術のビジネス活用であり、技術の詳細には触れません。

研修のねらい

コロナ禍以降、ますます加速するDX(Digital Transformation)の概要とビジネスシーンにおける影響を踏まえて、今後のデジタル時代に求められるビジネスパーソンとしてのあり方と求められる能力を学ぶ

研修の目標

  • DXの本質(目的ではなく手段にすぎないこと)、ビジネスシーンへの影響、代表的なテクノロジーにおける基本的な知識を習得する
  • 生産性や競争優位性を高めるために、DXによってマネジメントや業務オペレーションをどのように変容できるかを検討し、自社や職場のデジタル変革に向けたファーストステップを明確にする
  • 顧客体験のさらなる向上や刷新を図るための、潜在的な顧客ニーズ発掘やニーズ創造の手法を体験し、顧客観察の視点を養う
  • 長期化する職業人生を見据え、デジタル社会に適用するための能力開発(リスキリング)の重要性を認識する。恒常的な自己成長に向けた課題を設定し、実施計画を立てる

研修カリキュラム

1.デジタル時代に抑えておきたいDXの基本

(1)DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か
(2)DX・第4次産業革命の代表的なテクノロジー
(3)テクノロジーの普及による職場への影響

2.DXによる企業変革

(1)企業経営と組織マネジメントの基本
(2)アナログマネジメントの弊害とデジタル化への障害
(3)組織マネジメントのデジタル化、段階的なDX推進
●グループ意見交換「DXによる企業変革」

3.DXによる顧客価値体験の変革 

(1)マーケティング概念の変遷
(2)デジタル時代におけるマーケティング
(3)クリエイティブ&イノベーティブな課題解決
●演習「顧客像の明確化と体験価値の向上」

4.DX時代に備えるための自己変革 

(1)人生100年&定年70歳時代へ
(2)DXがもたらす労働市場の変化
(3)職業人生の長期化にむけたリスキリング
●演習:スキルの幅と深さを深める自己成長計画

■研修の振り返り、まとめ

*受講者の人数や当日の進行具合によって、カリキュラムが変更になる場合があります

今さら聞けないDX(デジタルトランスフォーメーション)の基本的な概念を確認します
業務プロセスをデジタル化する段階を踏まえて、 意思決定プロセスや業務フローをどのように テクノロジーで合理化、効率化するかを考えます
DXが労働市場に与える影響を踏まえて、 自分自身をどのようにリスキリングして、職業 人生の長期化に備えていくかを考えます

研修概要

  • 日数:1日間
  • 標準開催時間:9:30〜17:30(1時間休憩を含む)
  • 受講人数:推奨16名、最大24名
  • 推奨対象者:全階層
  • 実施形式:集合研修 または ライブオンライン配信
  • 標準見積価格:300,000円(税抜)
    • 見積額は時期や人数、開催条件によって変更になる場合があります。 お気軽にお問い合わせください。