在宅勤務を単なる「自宅待機」とさせないために、テレワークやリモートワークでの業務成果を適切にマネジメントする手法を学びます。

研修のねらい

外部環境が劇的に変化する中で、テレワークという新たなワークスタイルにおけるマネジメント能力向上の必要性を認識し、組織づくりと成果獲得に向けた手法を習得する。

研修の目標

  • 外部環境の急激な変化が組織に与える影響を理解し、リーダーとしての自己変革の必要性を認識する
  • テレワークをはじめ就労形態が変化したことにより、より成果や行動に着目したマネジメントが必要であることを理解する。また、それを計画的・継続的に管理していくための、評価指標手法を習得する
  • 自律的・主体的に業務に取り組むメンバーを育成するために必要となる、4つのスタイルのコミュニケーション手法を学び、個々のメンバーに対するアプローチを定める

研修カリキュラム

1.ビジネス環境の変化とテレワーク・マネジメント

(1)新型コロナウィルスがビジネスシーンに与えた影響
(2)テレワークの展開における課題
(3)テレワークにおけるマネジメント
(4)メンバーの自律性を引き出す重要性とアプローチ

2.マネジメントの基本と業務管理

(1)マネジメントの目的と機能
(2)成果管理とプロセス管理
(3)目標設定と計画策定
(4)評価指標と行動計画の進捗管理

3.テレワークマネジメントに求められる面談技術

(1)人材育成の基本とマネジャーの役割
(2)ティーチング、コーチング、フィードバックの違い
(3)傾聴と質問の技術(リモートによる特徴)
(4)リモート面談の進め方と留意点

4.リモートミーティングにおけるファシリテーション

(1)ミーティングの目的と期待効果
(2)成否の8割を決めるミーティングの段取り
(3)ミーティングにおける対面とリモートの違い
(4)リモートミーティングを活性化させるツールの活用

テレワークの導入から定着までの流れと、個々の段階における課題を理解します。
テレワーク環境におけるメンバーへの介入モデルとコミュニケーションのあり方について考えます。

研修概要

  • 日数:1日間
  • 標準開催時間:9:30〜17:30(1時間休憩を含む)
  • 受講人数:推奨16名、最大24名
  • 推奨対象者:管理職層
  • 実施形式:集合研修 または ライブオンライン配信