自ら考えて行動する「自律型人材」を養成する研修プログラムです。組織の中核人材、管理職候補者などに適したプログラムです。組織を取り巻く外部環境、組織から求められる期待、自分自身のキャリア形成を融合し、自ら進んで行動するための当事者意識・主体性・自律性を高めます。

研修のねらい

職場を取り巻く外部環境が著しく変化する中で、組織からの期待役割と自己実現を統合して、仕事の意味や意義を見出し、いま身を置いている環境の中で「何をするべきか」「自分に何ができるか」を自分自身で考え、自ら進んで行動するための当事者意識・主体性・自律性を高める。

研修の目標

  • 職場を取り巻く環境変化を理解し、「自ら考え、自ら行動する」自律型人材になる必要性を自覚している
  • 自分の興味・能力・価値観に気づき、自分にとっての働く意味や意義(自分軸)を見出している
  • 組織の理念や中長期ビジョンを理解し、組織の一員として自分が果たすべき役割を自覚している
  • 自らを絶えず変化・成長させるための計画を作成し、自己鍛錬に向けた一歩を踏み出す

研修カリキュラム

1.取り巻く環境変化と「仕事」のあり方

(1)社会環境の変化(少子高齢化、DX)
(2)サラリーマンからビジネスパーソンへ
(3)自立と自律の違い
■グループ討議「これからのビジネスパーソンに求められる特徴」

2.自分自身を動機づける「自分軸」

(1)外発的動機と内発的動機
(2)自律的なキャリア形成の進め方
(3)自己理解のステップ
■演習「自分の歴史を振り返る」「自分の価値観を探る」「自己概念と自分軸」

3.組織への理解と貢献

(1)自社の経営理念やビジョンの理解
(2)内外環境の変化と組織からの期待
■グループ討議「組織の理解と自分の役割」

4.自律型人材への変革に向けて

(1)現状維持バイアスと安心領域
(2)目標設定と計画策定
(3)自己変革のマネジメントと自分への躾
■演習「自律型人材としての自己開発計画」

個人の自律性が組織の業績向上につながるメカニズムを理解します。
短期的な課題、長期的な課題の両面から目標を設定し、自分で決めたことを決めた通りに実行する計画を策定します。

研修概要

  • 標準開催日数:1日間
  • 標準開催時間:9:30〜17:30(1時間休憩を含む)
  • 受講人数:推奨16名、最大24名
  • 推奨対象者:監督職層・中堅社員層
  • 実施形式:集合研修(推奨) または ライブオンライン配信
  • 標準見積価格:300,000円(税抜)
    • 見積額は時期や人数、開催条件によって変更になる場合があります。 お気軽にお問い合わせください。

受講者の声

総合満足度4.7
研修理解度4.0
業務活用度4.3
講師満足度4.7
教材満足度4.1
5段階評価にて受講者からアンケート回答

研修全体をとおしての感想はいかがでしたか

  • 初対面の講師、他の営業所の方とコミュニケーションをとりながら研修ができ、充実した時間を過ごせました。
  • 惰性で仕事をしていた所があったので先の事を考えてみようと思えた。
  • 未来を見据えて自分を変える事が重要だ。
  • 自分のこれからについて明確なビジョンを持っておく。
  • 分かりやすい研修でした。
  • 普段、落ち着いて考える事ができない事をゆっくりと考える良い機会になりました。

研修の内容は理解できましたか

  • 講師の経験談を混ぜながら研修をしていただき、自分に置き換えてもしっかり理解できました。
  • 世の中の変化に対して考える事、自分の位置付け目的、何をするべきか考える事。
  • これからの世間の変化にのっていかなければと思った。
  • 難しい事が多々あったが、かみくだいて説明していただいた。
  • 難しい内容もあったが概ね理解できた。
  • 難しいことが多々ありましたが、家で復習に励みます。
  • 自分軸を完成させるまでには至らなかった。

研修の内容は今後の業務に役立ちますか

  • 業務的には、人と人とのつながりが数多く存在している職務の為、コミュニケーションを活発に行い、業務遂行につとめたい。
  • ビジネスパーソンとして働くために自分に出来ることを考え行動する。また、そうでない人へ指導できる人になる。
  • この先の事は具体的に考えておらず、見直す機会になれた。
  • すぐには実践できないこともあるが一つずつ実践していきたい。
  • 自分の特性などについてわかったという部分。
  • 役立つとは思いますが、現実できるかは不安です。
  • これから長い期間働いていくための指針となりました。

講師の指導はいかがでしたか

  • 自分たちにとって分かりやすく指導していただき、理解できた。
  • 話も上手で聞きいっていました。内容もわかりやすかった。
  • 興味が湧く説明、指導方法なので自分自身に取り入れやすかった。
  • 雑談も入れながら楽しく講習していただけた。
  • ワードセンスが良かったです。

教材はいかがでしたか

  • 難しかったが重要である事に気付いたと思う
  • これからの時代に合った内容であったと思う。
  • 教材以外での説明がありとけこみ易かった。
  • 自分が今何をすべきなのか、10年後にどうなっているかなどの明確なビジョンを持って取り組む事が重要だということ。
  • 自分自身が理解が出来るのかの問題だと思います。
  • 後から見返すことができる内容でした。

研修で最も参考になったこと、または印象に残ったことは何ですか

  • 職場の仕事には外圧が必要。
  • やるべきこと、やりたいこと、できることの中心に今、やるべきことがある。
  • やることを決め、決めたことをやることが社会につながることを学びました。
  • 何となく出来ている事、している事が分かりやすく理解する事ができた。また、自分の位置と目的が理解できて良かったと思う。
  • この先の生き方を考えるきっかけになりました。会社内でもこの先や何歳まで働くのかを考えていきたい。
  • 今後環境変化が激しくなる中で、10年、20年後を見据えて今自分にとって何をするべきか。
  • サラリーマンとビジネスパーソンの違いについて。
  • 動機づけの3要素、インスパイヤ、インセンティブより目標達成に生み出されるモチベーションが大事だと思います(やる気、意欲)。
  • 能力は1以上だが、意識がマイナスになるという考え方は、今後社員の教育を行うにあたり良い考え方だと思いました。

参考書籍

『指示待ち人間からの卒業〜自ら考えて行動する「自律型人材」になる方法〜』(著:小松茂樹 発行:ファストブック[ラーニングス株式会社])