時間資源の重要性を認識し、効率的かつ効果的に業務を遂行するための段取り、スケジューリング技術を習得するための講座です。

限りある時間資源を効果的に使う重要性、計画的な業務遂行の必要性を認識した上で、時間の使い方の現状を把握し、業務の優先順位を考えます。目標達成に向けて時間を有益に活用するための計画づくりを学び、日頃の仕事の進め方や業務活動の見直しを図ります。

コースのねらい

限られた時間の中で複数の業務を迅速かつ正確に遂行するための、仕事の段取り力の向上と効率的な業務計画の立て方を学習する。

コースの目標

  • 重要な業務に優先的に時間を配分するための考え方や技法を学ぶ
  • 自分の時間がどのように使われているかの現状分析を行い、時間管理の問題を特定する
  • 生産性をあげるための業務管理手法を学び、時間を最大限に活用する計画を策定する

研修カリキュラム

1.時間管理とは何か

(1)有限な時間資源の重要性
(2)オフィスワークにおける生産性の考え方

2.自分の時間の使い方を把握する 

(1)全体の時間の使い方分析
(2)仕事の時間の使い方分析
(3)時間の使い方の振り返り
■演習「時間の使い方の分析と振り返り」

3.時間の使い方の優先順位を決める

(1)重要度・緊急度による優先順位づけ
(2)組織目標と業務の重要度
■演習「重要度・緊急度による業務分類」

4.生産性を上げる技術

(1)自分の時間を確保する
(2)他人の時間を借りる
(3)時間の密度を高める
■演習「時間泥棒を退治する」

5.時間の使い方を決める

(1)逆算思考の計画
(2)一週間の計画を立てる
■演習「週間計画の作成」

*この研修には事前課題があります
*受講者の人数や当日の進行具合によって、カリキュラムが変更になる場合があります

事前課題をもとに、時間の使い方の現状を分析し、改善すべき領域を特定します。
「重要度」「緊急度」の2軸から業務内容を分類し、生産生の高い仕事を行うための改善策を検討します。
目標から逆算して、期間を細分化することで、「いま何をするべきか」を考え、具体的な計画(スケジュール)に落とし込みます。

研修概要

  • 日数:1日間
  • 標準開催時間:9:30〜17:30(1時間休憩を含む)
  • 受講人数:推奨16名、最大24名
  • 推奨対象者:若手社員層・中堅社員層
  • 実施形式:集合研修 または ライブオンライン配信