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2014.10.6

自分の興味は何だろうか 1

テータスシートの最初の項目として、自分の「興味」を見てみましょう。

自分の興味と向き合う最終目的は「いま、そして将来、自分は何をやりたいか」を知ることです。 そのためにも、自分のこれまでの興味の変遷を確認しておくことはとても効果的と言えます。

興味の整理の仕方は、下記のような流れになります。

1.過去、現在において自分が興味を持ったものをを列挙する
2.今でも興味があるものと、今では興味が薄れている、失っているものとに分ける
3.今でも興味があるものを、似たような種別でグループ分けし、意味づけする
4.今では興味が薄れいているものをグループに統合する
5.興味の本質と具体的な対象をリストアップする

順を追って、ひとつずつ見ていきましょう。

1.過去、現在において自分が興味を持ったものをを列挙する

最初のステップは、興味がある(あった)と思われるものを、一度すべて書き出すことです。

これまでの自己分析、とりわけ

・ライフラインチャート
・キャリアインベントリー
・自分史
・Do,Have,Beリスト
・1分間日記

に記載された内容を改めて眺めてみます。

おおまかに年代ごとに分類して書き出すと、書き出しやすいと思います。この段階では、今でも興味があるかないかは問題ではありません。その時代ごとを振り返り、

・自分が夢中になっていたもの
・自分が憧れていたもの
・自分が気になっていたもの

を片っ端から書き出していきます。

私の場合は、こうなりました↓

「子どもの頃の感心事も必要なのか?」と思われるかもしれませんが、この段階では思いついたものをすべて書き出してみてください。見方によっては「いま興味があること」につながっている可能性があります。

 

2.今でも興味があるものと、今では興味が薄れている、失っているものとに分ける

次のステップは、書きだしたものを眺めて

・今でも興味がある
・今では興味が薄れている、あるいは失っている

ものに二分します。

年代ごとに書きだした場合、現在に近いほど「今でも興味がある」という確率が高いと思いますが、昔に抱いていた興味でも

・また機会があればやってみたい
・何か心残りなものがある
・レベルが上ったり、形が変わったりして、今の興味につながっている

など、少しでも関心が残っていればそれも含めてみましょう。

私の場合は、こうなりました↓

あまり考え込まず、直感的に奮い分けてみてください。

 

3.今でも興味があるものを、似たような種別でグループ分けし、意味づけする

続いてのステップとして、「今でも興味がある」とした中で、似たような特徴を持つものをグループ分けします。

ここで重要なのは、それぞれの興味について、「一般的な意味ではなく、自分にとっての意味」に基づいて分類するということです。

例えば、私の興味リストの中に

・システム手帳
・高級文房具

という項目があります。一見するとこの2つを「文具」としてひとまとめにしそうなものですが、これらは私にとっては、

・システム手帳→自己管理
・高級文房具→ステータス

と、まったく違う性質のものになります。

このように「自分にとってどんな意味があるか」に基づいて分類をはじめてみると、一般的な性質とは異なる組み合わせになることがあります。

グループ分けを終えたら、それぞれのグループについて、この「自分にとっての意味」を言葉で表してみてください。すると、それぞれの物事の裏にある、「自分が本当に関心を抱いていること」が浮き彫りになってきます。

また、中にはある1つの興味項目が複数のグループに属する場合も出てくると思います。
その場合は重複して、両方のグループに入れて構いません。ひとつひとつの項目が、グループ分けした「自分にとって興味がある領域」について具体的なイメージを抱く鍵になります。

私の場合は、このような感じになりました↓

なお、グループ分けできず、独立しているものはそのままにしておきます。

 

次回に続きます。

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