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ブログ

2015.11.27

​好きなことを仕事にする2つのメリット(その1)高い専門性を持とう

先日、妻の紹介でwebデザイナーさんとお会いしてきました。

私がwebサイトを使ってやりたいことが、だんだんブログの域を超えてきてしまっているので、相談にのっていただきました。

 

彼女は妻がセミナーで知り合った方で、私は初対面。

専門的な知識が素晴らしいのはもちろん言うに及ばずですが、それ以上に「この人に相談して良かった」と思えたのは、帰りがけの一言でした。

 

わたし、本当にwebが大好きなんですよ。

 

自分がやっている仕事を「大好き」と言う。

そのたった一言に、私はとても魅力を感じます。

 

好きなことを仕事にする生き方

「どうせ頼むなら、その仕事を好きな人にお願いしたい」

人に何かを依頼する時、どんな仕事であっても、私はそう思います。

 

嬉しくなったので、「私も、キャリア設計のお手伝いをしている時が、一番好きなんですよ」と返しました。

好きなことをして、人の役に立って、お金もいただける。なんとも幸せなことです。

これが職業人生で満足を得るための、大切な考え方ではないかと思います。

 

そのwebデザイナーさんも、私の妻も、私も自分が好きなことを仕事にしています。

それがありがたく、幸せだと感じる一方で、

やっぱり、好きなことを仕事にする生き方は素晴らしいな

と思いました。

 

そして、好きなことを仕事にすることは、自分の満足を得るだけではありません。

相手に対しても高い価値をもたらすものではないか、と私は考えます。

 

なぜなら、好きなことを仕事にすることによって、

 

1.高い専門性が身につく

2.職業上の倫理観が養成される

 

という、2つの利点を得ることができるからです。

 

これからの時代で問われる「高い専門性」

自分が本当に好きなことには、人は寝食を忘れて没頭するものです。

時間をかけた分だけ、知識と経験が蓄積されていきます。

 

ただ時間をかけただけでは、必ずしもレベルが上がるわけではありませんが、

情熱があるので、スキルの向上も自然に追求していきます。

つまり、スキルが情熱の後を追いかけてきます。

情熱が先、スキルが後なのです。

 

理想が高いので、安易に妥協もしません。

完成度への高いこだわりを持って臨み、クオリティの高い商品やサービスを提供することができます。

 

「好きなことを仕事にする」ということは、「仕事が好き」であるということです

高い水準の仕事をする上では、「好き」というのは極めて重要な要素ではないかと考えます。

 

現代社会は、人々の趣向や価値観が極めて複雑化・多様化しています。

これからますます、一人ひとりに専門性が問われる時代がやってくると、私は考えています。

 

かつては、特にサラリーマンではジェネラリストが好まれる時代でした。

広い範囲に見識を持ち、どれもある程度の水準でできることが望まれていました。

 

しかし今は、ビジネスのあり方も変わってきています。

特定の領域に特化した人が集まって、プロジェクト単位でチームを結成し、お互いの弱みを補完し合って、それぞれの強みを発揮するというスタイルに変化しています。

 

広い範囲のことを「ほどほどに」できる人は、力を発揮する場面が減ってきています。

これからの時代では紛れもなく、特定の領域に高い専門性を有していることが、その人の価値や魅力になっていくでしょう。

 

問われるのは「高い」専門性

しかし、今はたいていのことはインターネットで容易に調べられる時代です。

単に特定の領域に関する知識が豊富なだけでは、もはや専門性とは呼べません。

 

仕事の場面で問われるのは「高い」専門性です。

普通の人にはマネができないくらい、その分野についてはハンパなく精通していることが望まれます。

 

そのためには、

・「知識」だけではなく、経験に裏づけられた「知恵」を備えていること

・知識を断片的ではなく、体系化して備えていること(応用と再現ができること)

・収集した知識だけでなく、それに対しての「自分の考え」を持っていること。自論を語れること。

などが必要です。

 

自分の好きなことを、このレベルにまで昇華できた時、それは職業レベルでも光り輝く「専門性」になります。

 

私の場合、オフの時間を使って、

・個人向けのコンサルティングサービス

・PDFのワークブック制作

・メルマガやブログを使った情報発信

をしていますが、これらはすべて「自分自身の専門性を磨く」という目的のもとに行っているものです。

 

これからの時代に必要とされるのは、「知恵」「体系化された知識」「持論」を持っている、高い専門性を兼ね備えたプロフェッショナルなのではないかと思います。

 

続きは次回で。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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