ー 研修のねらい

中堅社員のリーダーシップ、チームビルティング、課題解決力向上を目的として実施しました。

職場や業務の問題を他責にせず、主体性をもって自分たちの問題として捉え、自分たちにできることを考えることで、環境変化の激しい現代に求められるリーダーシップの開発を図りました。

ー 研修の内容

通算で半年間のスケジュールで、集合研修を計６回（最終回は成果報告会）実施。初回の研修で職場の課題を探索し、課題解決に向けたプロジェクトチームを立ち上げ。業務の合間を縫って、自律的にプロジェクト活動を進めました。

以降、１ヶ月ごとに研修を開催。前半でプロジェクト活動の進捗報告とフィードバック、後半でビジネススキルアップの補講を行いました。

具体的な課題解決を目標として活動を進めることで、座学では得られない実践的な知恵を体感的に獲得。チームメンバーとの役割分担やコミュニケーションを重ねる中で、職場リーダーに必要なリーダーシップ、マネジメントスキルを磨くことができました。

ー プロジェクト活動
・新人・若手育成のしくみ構築
・新人指導担当社員の育成とフォロー
・部門間交流の促進
・意思決定フローの見直し
・会議の進め方の見直し

ー 受講者の声
・現状を詳しく調査することによって、問題の本質的な原因を特定することができた
・プロジェクトメンバー以外の人を動かすハードルが、想定以上に大きかったことを気付かされた
・実際に活動を進める中で、日頃は問題として認識していないものに気づくことができた。次世代リーダーとして常に「課題」に気付ける視点を備えるべきだと気づいた
・全5回の研修プログラムを通じて、コミュニケーションスキルやファシリテーションスキル、目標設定や課題抽出の方法など、様々な面で各個人がスキルアップすることができた
・実際にアンケートやヒアリングを行って仮説を検証することで、思い込みや希望的観測で物事を見ていたことに気付かされた
・変わらない現状を嘆くだけでなく、どうすれば解決するのかを考えることで、「本来あるべき姿」を明確に思い描くことができるようになった
・物事を変えるためには、多くの人を動かす必要があり、そのためにしくみを構築することが必要だと感じた
・メンバー一人ひとりがが熱意/当事者意識を持って課題に取り組むことができた。今回の研修で学んだものは、すべて財産として業務に活かしていきたい。研修成果報告で終わらせず、実際に普及させていきたい

ー 関連研修