Y社様(総合建設業)
自分で課題を設定し、計画的に自己成長を図る。
自ら考えて行動する「自律型人材」に向けた挑戦を続けました。
ー 研修のねらい
若手社員の就労意欲向上、長期的なキャリア観の形成、離職防止を目的として実施しました。
与えられた仕事をこなすだけではなく、キャリアビジョンや目標を見つけて自ら課題を設定し、業務上の課題解決や自己成長に向けた計画を立てる。そして、計画に基づいて実行に移すことで、自ら考えて行動する「自律型人材」の意識醸成を図りました。
ー 研修の内容
通算で半年間のスケジュールで、集合研修を計3回、それぞれ約3ヶ月間隔で実施しました。最初の1回は「自律型人材研修の基本プログラム」を実施。残る2回は、実践活動の成果報告会と補講を行いました。
上記に加えて、集合研修の間に、講師と受講者の1on1ミーティング(個人面談)を各回60〜90分で2回ずつ実施。1回目の面談は、現状の課題認識、生い立ちからこれまでの経歴、自己分析、将来ビジョンの設計、目標設定と活動計画について対話。2回目の面談では、実践活動の振り返りと軌道修正、自己認識の掘り下げなどについて話し合いました。
講師とマンツーマンで話をすることで、挑戦的な目標を設定し、行動計画の精度を高め、実施結果の振り返りから再度目標設定と計画策定を練り直す。マネジメントサイクル(PDCAサイクル)を回す伴走支援をすることで、期間中に目に見える成果を上げることができ、達成体験の積み上げによる自己効力感アップができました。
ー 受講者の声
・資格試験に合格できた
・毎日やったことを振り返ることで、次の日の職人の動きや、自分が何をすれば良いかがわかるようになった
・やることが多い時に忘れることが多かったが、メモを取る習慣がついて、ケアレスミスを防止できるようになった
・毎日、当日の作業や必要なものをリストアップすることで、物忘れの軽減、1日の自分の流れや動きが把握しやすくなった
・図面付きのやることリストを作業員に渡すことで、説明の簡略化ができて、間違いや勘違いを減らすことができた
・自分の仕事をリスト化して、先の工程や作業を考えてものを発注したり、図面を描いたりと、段取りがスムーズに行うことができた
・自分と向き合う時間をいただき、改めて自が仕事をしていく上でどうなりたいのかを考えることができた
・目標を立て、終着点に向かって取り組むという動作を、初心員帰って取り組むことができた。自分がどんな人間なのかを久しぶりに見つめ直すことができた
・資格勉強の時間は、作ろうと思えば作れることがわかった
ー 関連研修
研修の開催期間中に、受講者と講師が1on1ミーティング(個別面談)を行い個別指導を行うコースです。