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従業員エンゲージメント診断

従業員エンゲージメント診断

働きがい・働きやすさに関する50の質問から、従業員のエンゲージメント(積極性や就労意欲)を測定する診断です。

エンゲージメントとは

エンゲージメントとは「仕事に対する積極性や目標達成への貢献意欲や情熱を表す指標」のことです。「愛着心」「愛社精神」「思い入れ」とも称されます。

従業員が自発的に貢献し、組織の一員としての意識が高まっている状態が「エンゲージメントが高い」とされます。仕事に対する満足度以上の熱意や動機を示し、エンゲージメントが高い従業員は、仕事に対する積極性が高く生産性やチームのパフォーマンス向上にも寄与する傾向があります。

従業員満足度とエンゲージメントの違い

従業員満足度は、職場環境や待遇への満足感を表す指標で、福利厚生や職場の環境改善など「働きやすさ」の影響を大きく受けます。

一方、エンゲージメントは、組織に対するコミットメントや目標達成意欲を表す指標で、仕事の意味や価値、ビジョンへの共鳴、自己実現など「働きがい」を重視したものです。

従業員の積極性や意欲を高める上では、どちらも重要な指標であり、両者の違いを踏まえて、両方に意識を向けた対策を講じることが必要です。

エンゲージメントが重要視される理由

エンゲージメントの高い従業員は

  • パフォーマンスや生産性、組織への忠誠心、顧客満足度の向上に貢献する
  • 離職率の低下にも繋がり長期的な組織の成長や持続的な競争力の確保に寄与する

とされています。

エンゲージメントを高めることで組織は変化に柔軟に対応し、イノベーションを促進することが可能になります。

エンゲージメント低下の原因とリスク

エンゲージメント低下の原因には、リーダーシップの欠如、認知されない成果、不十分なキャリア
成長支援、不適切なフィードバックなどが挙げられます。

エンゲージメントが低下すると、モチベーションの低下やパフォーマンスの低迷、離職率の上昇、
企業ブランドの低下といったリスクが生じ、長期的な成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

エンゲージメントの測定

エンゲージメントを測定するためには、サーベイや面談を用いた評価が有効です。

サーベイでは、従業員の業務満足度、職場環境、組織の方針やリーダーシップ、成長機会への満足度などを数値化します。

面談やフォーカスグループを通じて、定量的なデータでは捉えにくい要素を深堀りすることも効果的です。

エンゲージメント・サーベイの測定項目

「働きがい」に関する25項目と「働きやすさ」に関する25項目の全50問で設計しています。

「働きがい」は仕事への意欲や積極性に関する項目で、得点が高いほど満足度が大きくなります。「働きやすさ」は職場環境や就労条件に関する項目で、得点が低いほど不満度が小さくなります。

その他、お客様のご要望に応じて、独自の設問を追加することも可能です。

データ収集とアウトプットのイメージ

各設問につき、4つの選択式から1つを選らんで回答します。webフォームを使用してインターネットから回答を収集するため、記入漏れを防止できます。部署や職位、性別など任意の属性に基づいて分析を行います。

調査は記名と無記名のどちらで実施することもできます。記名で実施する場合、問題の所在を明確に把握できる一方、身バレを恐れて本音が伏せられる懸念があります。無記名で実施する場合、従業員の本音を引き出せる一方、回答者を特定できないデメリットがあります。

弊社では、無記名で実施した上で、部署や職位など大まかな属性を回答してもらい、問題の所在をある程度の範囲で把握できるようにする形態をお勧めしています。

測定結果に基づくエンゲージメント向上への取り組み

調査を行うだけで、従業員のモチベーションやエンゲージメントが向上するわけではありません。調査の結果を踏まえ、実際に改善策を実施することが重要です。改善策が不十分だと、従業員は調査自体に疑念を抱き、むしろエンゲージメントが低下するリスクもあります。

従業員エンゲージメントは、企業の競争力や成長に直結する重要な要素です。従業員の視点に立った施策を講じ、定期的なサーベイや改善を通じて、エンゲージメントの向上を図ることが求められます。エンゲージメントを重視し、従業員との相互信頼を築くことで、組織の長期的な成功が実現できることでしょう。

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