「セルフマネジメント道場」は、自ら考えて行動し、自律的に活躍する人材を育成する研修コースです。組織の中核人材、次期幹部人材が自己管理能力を鍛える目的に適しています。自主的な課題設定と実践、報告を反復することで、「やることを決める」「決めたことをやる」力を養います。

こんなことはありませんか

  • リーダーが十分な情報を共有せず、メンバーが必要な知識や理解を得られない
  • リーダーが明確なビジョンや目標を設定していないため、チームが一体感を持てない
  • リーダーの行動や決定が一貫性を欠き、メンバーからの信頼を得られない
  • リーダーからの適切なフィードバックがなく、メンバーが自身のパフォーマンスを把握できていない
  • リーダーがメンバーの関与や参加を促すことができず、チームのエンゲージメントが低下している
  • リーダーが必要なリーダーシップスキル(対人関係スキル、問題解決スキル、戦略的思考力など)を持っていない
  • リーダーがメンバーの業績や努力を正確に認識し、適切に評価することができない
  • リーダーが自己中心的な決定を下すため、チームの意見やフィードバックが反映されない
  • リーダーが組織や市場の変化に対応する能力を持っていない
  • リーダーが自身の行動や決定を自律的に行う能力を欠いているため、他人に依存する傾向がある

コースのねらい

環境変化の激しい現代を生き抜くための自律性、課題設定力、実行力を養います。

コースの目標

  • 自分にとっての仕事の意義や意味を見出し、当事者意識をもって仕事に取り組む姿勢を高める
  • 24週間の実践期間を通じて、一週間単位で目標設定と計画の実行を繰り返し行い、その反復によって「自分でやると決めたことを、決めた通りに実行する」習慣を定着させる
  • 自律性の高い仕事への取組を率先して行うことで、周囲に対する牽引力・影響力を高める

コースの構成

  • 集合研修を計3回実施。その間に約3ヶ月(12ヶ月)ずつの実践期間を設ける
  • 期間中、受講者は週1回「今週の取組結果と振り返り」「来週の取組事項(目標)」をオンラインのプラットフォームに報告する。報告は数行程度を想定し、全員がお互いの投稿を確認する
  • 報告の投稿は講師も確認し、リアクション(いいね!または個別フィードバックなど)を行う

研修プログラム

3回の集合研修と24週間の実践活動(週次報告)を組み合わせた、6ヶ月間のプログラムです。

リーダー育成用プログラム

第1回

1.求められるリーダーシップ
2.自分のリーダーは自分自身
3.自己変革のマネジメント

(12週間の自主課題設定、実践、報告)

第2回

4.環境変化と組織の使命
5.現場リーダーの役割
6.リーダーとしての対人コミュニケーション

(12週間の自主課題設定、実践、報告)

第3回

1)これまでの研修のポイント復習
2)成果報告会
・一人ずつ半年間の成果を報告
・受講者相互、講師による質疑応答
10.コース総括
・半年間の実践活動を踏まえて、講師から受講者へフィードバック

中堅社員・若手社員向けプログラム

第1回

1.取り巻く環境変化と「仕事」のあり方
2.自分自身を動機づける「自分軸」
3.組織への理解と貢献
4.自律型人材への変革に向けて

(12週間の自主課題設定、実践、報告)

第2回

5.3ヶ月間の振り返り
6.時間管理の基本
7.業務の分類と優先順位
8.計画策定とスケジューリング

(12週間の自主課題設定、実践、報告)

第3回

9.半年間の振り返り
1)これまでの研修のポイント復習
2)成果報告会
・一人ずつ半年間の成果を報告
・受講者相互、講師による質疑応答
10.コース総括
・半年間の実践活動を踏まえて、講師から受講者へフィードバック

オンラインの「週次報告」プログラム

本コースの最大の特徴は、半年間にわたって毎週、翌週に取り組む課題の目標を自ら設定し、その結果を報告して、受講者相互の称賛や講師からのフィードバックを受ける「週次報告」というプログラムです。

「やることを決める」「決めたことをやる」これを毎週繰り返していくことで、自分で決めたことを実行する習慣をつくることができます。自主課題の設定と実践報告は、オンラインのコミュニケーションツールにて行います。実施する組織の情報セキュリティポリシーに応じて、適切なツールを選択して実施します。

Microsoft Teamsを使用した実践例

MicrosoftのコミュニケーションツールTeamsにプログラム参加者のチームを作成し、毎週の講師からのメッセージ、参加者からの報告を行います。Microsoft Office365を導入され、組織のコミュニケーションにTeamsを使用されている企業や団体に適した実施スタイルです。

この場合、組織内のTeamsにチームを作成し、講師をゲストユーザーとして招待いただく形式でプログラムの運営を行います。週次報告の他、集合研修の事前課題や事後課題の配布や提出もTeamsを使用して行います。

Microsoft Teamsでの週次報告イメージ

 

slackを使用した実践例

週次報告の場として、ビジネスプラットフォームツールslackを用いる例もあります。プログラム参加者のチームを作成し、毎週の講師からのメッセージ、参加者からの報告を行います。組織内で特定のオンラインコミュニケーションツールを運用していない場合や、複数の組織からの受講者でクラスを編成する場合(グループ会社合同で行うなど)適したスタイルです。

この場合、当社がプラットフォームを用意し、受講者をゲストユーザーとして招待いただく形式でプログラムの運営を行います。週次報告の他、集合研修の事前課題や事後課題の配布や提出もslackを使用して行います。

Slackでの週次報告イメージ

研修概要

  • 日数:集合研修3日間+職場での実践活動24週間(6ヶ月間)
  • 標準開催時間:各日9:30〜17:30(1時間休憩を含む)
  • 受講人数:推奨16名、最大24名
  • 推奨対象者:管理監督職層・中堅社員層
  • 標準見積価格:1,830,000円(税抜)
    • 受講者16名、実施期間24週間の場合
    • 受講人数や実施期間によって、見積額は変更となります。詳しくはお問い合わせください。