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2016.6.29
こんばんは。小松茂樹です。
今日は、あらゆる不安や問題に対する「最強の解決策」についてお話いたします。
7月の中旬に、北海道のあるお客様先で新しい研修を行う話をいただいています。
昨年私が書いた企画を採用していただいたもので、社内にコンテンツがないのでテキストや演習素材をゼロから作る必要があります。
話自体は数ヶ月前から決まっていたのですが、目下の仕事に追われるあまり手がつけられず、ついつい先延ばしに・・・。開催まで3週間をきり、いよいよどうにも逃げられなくなってきたので、ようやくお尻に火がついて猛スピードで書いています。
はじめる前は気が重くても、いざはじめてしまえばスピードが上がってくるものです。
不思議なもので、最初のスライド1枚を書きはじめると、次から次へとアイデアが浮かんできます。清書が追いつかないので、思いついたキーワードや図解イメージなどを、忘れないうちに手書きメモで溜めていきます。
参考にする資料や文献なども、はじめる前は何を参照すれば思いつかなくて途方にくれていましたが、いざはじめてみると、これまでに読んだ書籍や資料、昔使ったことのあるファイルなどが次々と思い出されて、必要な情報が集まってきます。
まるで自分から存在を知らせてくれているかのように、どんどん脳裏によぎってくるから面白いものです。
そうこうしているうちにメドがつき、後は書き溜めたメモを整理して清書するだけ。それでも時間はかかりますが、見通しがつくだけでもずいぶんと心が軽くなります。
日頃から訓練を心がけているので「何事も、最後には必ず何とかなる」と自然に思えるようになってきてはいるのですが、それでも「間に合わなかったらどうしよう」という不安がゼロなわけではありません。
しかし、そう思うのも着手するまでの話。いざはじめてしまえば、一日もしないうちに「大丈夫だ。これで何とかなる」と安心できるようになります。
この差はとても大きいなとつくづく思います。
まだ何もしないうちは、何事も気が重いものです。でも、最初の一歩さえ踏み出してしまえば、物事はトントン拍子に進んでいきます。
悩んだり、考えこんだりするくらいなら、まず最初の一歩を踏み出してみる。それがあらゆる不安や問題に対する、最強の解決策ではないかと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。