燃え尽き症候群に注意しよう

今回は久々の夜投稿です。いつもに比べると文章も短く、日記のような内容になってしまいますが、何卒ご容赦ください。

先週は2地域への出張となるハードスケジュールでした。オンライン配信も含めると5日間ずっと現場業務だったため、平日のうちに原稿を書く時間がどうしても確保できず。土日に時間を作って書き上げようと思いましたが、週末から風邪気味となり、そのせいかどうやら力尽きてしまったようで、ついにPCを立ち上げる気力もなくなってしまいました。

月曜朝の投稿ができなかったのは2月21日以来8ヶ月ぶり。どうやらこの日も体調を崩していたようです。10月はいただいた案件数も多かった上、後半はほとんどが主張案件だったため、移動の疲労も溜まってしまったかもしれません。

案件の数も主張の数も、コロナ以前には普通に対応できていたレベルなのですが、長引くオンライン生活で体力が落ちてしまったのか、単純に歳をとったからなのか、自覚できるほどにパフォーマンスが下がっていたように思います。

コロナ感染も落ち着いてきたためか、ここ数年の鬱憤を晴らすかのごとく、出張の際にお客様や取引先からお酒を交えたお食事のお誘いをいただく機会も増えました。シラフではなかなか辿り着けない、本音ベースでの意見交換をさせていただく機会としてとても重宝し、私も好きな方なので純粋に楽しいのですが、やはり身体には堪え手ているようです。

体調がすぐれないこともありましたが、せっかく時間はあるのに「何もしたくない」と、週末の時間を無為に過ごしました。こんな感覚は久しぶりです。やらなければならないことが山積みなので、なんとか自分を奮い立たせようと試みましたが、うまくいかないので諦めて静養を取ることにしました。これ以上、自分に負荷をかけると逆に燃え尽きてしまう。しっかり休んで、翌週からまた頑張ろうと。その甲斐があってか、今日は少し気持ちを立て直せて、なんとか仕事ができています。

独立してからは完全に成果報酬になったため、納品をしないことには収入が入ってきません。そして、仕事をお断りすると次の声がかからなくなるのではという恐怖もあります。せっかくお声をかけていただいた機会を逃したくないと可能な限りお請けしてきましたが、やはり人には限界があるようです。パフォーマンスが下がって、仕事の品質を下げるわけにはいきません。自分のキャパシティがどこまでなのかを見極める必要があります。

コロナ以降にテレワークが普及した結果、通勤時間が減った分がそのまま労働時間の拡大につながり、ON/OFFの切り替えがうまくいかずに労働量が過剰になって、燃え尽き症候群になる方が増えているそうです。

他人事のように記事を眺めていましたが、私も無縁ではなかったようです。さすがに仕事を請けすぎているからと、9月頃からは年内の案件はストップするようにいたしましたが、すでに請けている仕事のボリュームを見誤っていたようです。

11月も10月と同じくらいの量の仕事をいただいております。最も重要な仕事が体調管理になりそうです。10月上旬は比較的暖かかったですが、下旬になって急激に冷え込み出しました。いよいよ冬が到来ですね。

皆さまは体調はいかがでしょうか。つい2週間前に書いたばかりですが、なんといっても身体が資本です。そして、病は気からというように、気持ちが滅入ってしまうと体調も崩れてしまいます。自分の限界を見定めて、安定的にパフォーマンスを上げていけるように、自己管理に努めていきましょう。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  

投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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