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育成体系構築コンサルティング

育成体系構築コンサルティング

研修を重ねても職場が変わらないのは、意欲の問題ではありません。学んだことが続くしくみが整っていないからです。

研修を実施した直後は、職場の空気が変わります。 ところが、ひと月もすると元に戻ります。原因は、受講者の意欲ではありません。 学んだことを実践できる場が、職場に用意されていないからです。

育成体系とは、日々の指導、研修体系、自己啓発の3つをつなぎ、誰を、いつまでに、どの状態にするかを決めたしくみです。 この3つがつながっていない会社では、研修は単発の行事で終わってしまいます。

私たちがご支援するのは、研修の実施ではありません。 学んだことが職場で続く状態を、しくみとしてつくることです。


こんな状態にありませんか

  • 新人の指導が、担当者の力量まかせになっている
  • 階層別の研修を続けているが、内容が毎年ほぼ同じである
  • 現場は「忙しいから」と、指導を後回しにする
  • 次に管理職を任せる人が、誰なのか決まっていない
  • 資格取得を奨励しているが、手当以外に使い道がない
  • 研修の効果を経営会議で問われても、答えようがない

ある会社の工場で、指導役の社員が自分の作業の手を止めずに手順を伝えていました。「ながら」の指導をしていたのです。当然ながら、効果的な教え方とは言えません。しっかり時間を取り、相手に向き合って教えるべきです。

なぜそうなってしまうのか。教える時間が、業務として認められていなかったのです。自分の業務はあくまでも現場の仕事であり、育成は「ついで」の作業になってしまっている。育成が続かない理由は、たいていこうした足元にあります。


なぜ研修だけでは変わらないのか

研修は「きっかけ」をつくる場です。そのきっかけを結果に変えることができかどうかは、職場の環境設計に寄ります。

  • 学んだことを試す機会があるか
  • 試した結果を、上司が見ているか
  • できるようになったことが、評価や役割に反映されるか

この3つが欠けたまま研修を重ねても、行動は定着しません。 ただ知識を習得しただけで終わってしまいます。とはり、これは人事担当者の努力不足ではありません。 研修と実務をつなぐ「しくみ」が、設計されていないだけです。


育成体系を構築するために整えるもの

1. 到達基準の設定

等級や役割ごとに、「何ができれば一人前なのか」を言葉にして表します。 これがないことには、指導する人によって教える内容が変わることになってしまいます。

2. 日々の指導のしくみ

誰が、いつ、何を教えるのかを決めます。 あわせて、指導に充てる時間を業務として組み込みます。 仕事の合間の善意に頼る形を止め、指導を業務の一環として明確に位置付けます。

3. 研修体系の設計

到達基準から逆算して、階層別と課題別の研修テーマを年間に配置します。 先に日程ありきで研修コースを組むと、毎年同じ内容を繰り返すことになり、現場の課題間から外れていってしまいます。

4. 自己啓発との接続

自ら学んだことが、仕事と処遇に返る道筋をつくります。 学びを個人の趣味で終わらせないため、業務への活用を想定した学習テーマを設計する仕組みを作ります。


進め方

着手期|現状の把握(およそ1か月)

  • 既存の研修、指導の実態、資格制度の洗い出し
  • 経営者、管理職、若手それぞれへの面談
  • 過去3年の昇格、異動、退職の推移の確認

何が足りないかではなく、何がすでに動いているかから確認します。

着手期|設計(およそ2〜3か月)

  • 等級別の到達基準設定
  • 指導担当者決定、手順設計
  • 年間スケジュール策定(研修コースの配置)
  • 自己啓発の運用、処遇への反映方法の決定

設計は事務方だけ完結させず、現場の管理職にも必ず素案を見ていただき、現実的に運用できる形に整えます。

検証期|試行(およそ2〜3か月)

  • 試験運用として、一部門など範囲を限定して開始
  • 指導記録を確認し、面談が実際に回っているかを確認
  • 現場の負担を見て、手順・工数を調整

この段階で手順が増えることは、ほとんどありません。実際には、削ることのほうが多くなります。

展開期|全社への展開(およそ3か月〜)

  • 対象部門を広げます
  • 管理職へ運用方法を説明します
  • 年に一度の見直し手順を決めます

制度は、つくって終わりではありません。 回し続ける設計(担当・手順・時期)を決めて、お渡しします。


納品物

  • 育成体系図
  • 等級別 到達基準一覧
  • 指導手順書と記録様式
  • 年間の研修計画
  • 自己啓発の運用規程案
  • 管理職向け説明資料

資料をお渡しして終わりにはしません。 試行期間中の運用まで含めて、伴走いたします。


ご相談の前提

このご支援は、求める人材像が定まっていることを前提とします。

人材像のない育成体系は、単なる研修の一覧表になってしまいます。 「どんな人を育てるのか」が決まっていないまま体系だけを組むと、「単なるお勉強」の機会に留まり、仕事の実態が変わっていかなくなります。

そのため、まだ定まっていない場合は、求める人材像の明確化から着手します。 そのご判断の材料として、組織環境診断をご案内しております。


期間と費用

組織の規模(従業員数)概算費用標準期間
〜80名110万円程度6〜8か月
80〜200名210万円程度8〜10か月
200名以上〜360万円程度10〜14か月

ただし、組織の規模は従業員数だけで判定いたしません。 設計する等級や職種の数、合意形成に必要な階層、拠点数を見て決定します。

  • 交通費、宿泊費、外部調査の利用料は別途申し受けます
  • 展開後の運用支援(月額30万円)は別契約です
  • ご予算に合わない場合は、着手する範囲を絞ってご調整いたします

導入事例|運送業K社

育成が現場任せになっていた会社で、研修の設計ではなくキャリアパスの設計からはじめた事例です。

等級ごとの期待と滞留年数を定め、3年で研修が一巡する体系を組みました。 ただし、計画したすべてを一度には実施できていません。 予算の制約をどう扱ったかを含めて記載しています


はじめかた

まずはじめに、無料の「自律型人材が育つ環境診断」をご利用ください。 25問、所要10分です。 人材像、制度、マネジメント、教育の4分野でスコアを算出。回答後、すぐに結果を確認できます。

診断を受けられた企業には、診断結果の報告会(オンライン・60分・無償)をご案内しています。

報告会では、スコアの読み方と、4つの柱のどこから着手すべきかをお伝えします。 その場でのご提案はいたしませんのでご安心ください。


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原因は、社員ではなく環境にあります。自社の環境がどうなっているかは、10分で数値になります。

TEL.
078-600-2761