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目標達成

2015.7.15

成長と成功の違い

ブログをご覧の皆様、こんばんは。小松茂樹です。

前回、幸せの3つの条件として「愛」「豊かさ」「人間力」について書きました。今回は、その加速要因としての「成長」と「成功」について述べたいと思います。

 

成長と成功の違い

「成長」と「成功」と2つに分けて書いているのにも意図があります。似たような言葉ですが、私の中では意味はまったく異なるものです。

 

参考までに、辞書上の意味を記載しておくと、

「成長」とは、

1.(人・動植物が)育って,大きくなること。一人前に成熟すること。大人になること。 「子が立派に-する」
2.物事の規模が発展して大きくなること。 「 -産業」 「経済-」

3.個体・器官・細胞の形態的あるいは量的増大を伴う変化。

 

「成功」とは、

1.仕事・計画などがうまくいくこと。目的を達成すること。 ↔失敗「実験が-する」
2.相当な地位や財産を得ること。 「実業界で-する」 「 -者」
3.功を積むこと。年功

ということです。(weblio三省堂 大辞林より http://www.weblio.jp/cat/dictionary/ssdjj

 

私の解釈で言うと、成長とは「能力的(身体発達も含む)、または精神的に、以前よりも高い水準に到達すること」であり、成功とは「能力的、精神的、あるいは経済的に、自分が望む状態に到達すること」です。

つまり、

成長以前より自分のレベルが高くなる
成功望んでいる状態に達する

というもので、成長は「以前の自分」との比較、成功は「目的や目標」との比較において評価するものとなります。

 

 

成長と成功の両方が必要

成長して自分のレベルが高くなったとしても、それが具体的な成果に結びつかなければ成功とは呼べないですし、

成功して望む結果を手にしたとしても、それが自らの成長によるものであれば再現性がありますが、偶然や他力によるものであれば一過性のものに過ぎません。

一過性の成功は、ある意味では成功しないことよりも危険です。特に、身の丈に合わない金銭収入は、周囲の人間関係や本人自身へ大きな悪影響を及ぼします。宝くじがあたって人生がおかしくなった人が良い例です。自力によるもでなければ、成功とは呼べません。

 

私自身、原則としては「成長すれば成功が自ずとついてくる」という立場をとりますが、成功するためには明確な目的設定や、知識・能力をビジネスとして体系化・組織化する取り組みが必要です。

有能で人格にも優れているのに、評価・成果に恵まれない方もいます。成功は「成功したい」という本人の強い欲求のあるところにしか訪れません。

「人間力」を向上させ、「愛」と「豊かさ」の輪を広げていくには、「成長」と「成功」の両方が必要になってくるのだと思います。

 

 

次回に続きます。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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