キャリア
2025.3.30
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先月、2027年9月から高所得者の厚生年金保険料が引き上げられるという報道がありました。そして、なんとその高所得者の水準は年収798万円以上だというのです。
年収800万円を切っている高所得者とは、一体どういうことでしょうか。
もちろん、お一人で暮らしていてご自身のためだけにお金を使うのであれば、それだけあれば十分かもしれません。しかし、ご結婚されている場合や、お子さんがいらっしゃる場合はどうでしょうか。
例えば、お子さんが2人いたとしたら、年収798万円ではとても高所得とは言えないでしょう。贅沢はほとんどできないですし、むしろ足りないくらいではないでしょうか。
今や政府は国民からお金を巻き上げることしか考えていないのではないか、という思いすら感じてしまいます。
もちろん、そんなことはないと信じたいですが、いずれにしても私たちは政府から自分たちの生活と自分たちのお金を守らなければいけません。
政権が大きく変わりでもしない限り、これからますます多くの額が徴収される可能性もありますから、私たちとしては防衛策として収入を増やすしかありません。
そこで今回は、年収1000万円を突破するための5つの戦略についてお話していきます。
家族形態や生活様式によっては、1000万円で十分とは決して言えませんが、収入を伸ばす目標としては、「年収1000万円」は一つの目標ラインになるでしょう。
もちろん、1000万円を超えると様々な手当が外れたり、補助金が出なくなったりしますし、税率も上がりますから、どんどん持っていかれる部分が増えます。
家族構成によっても異なりますが、1200万円くらい稼がないと、なかなか余裕のある暮らしはできないかもしれません。
それでも、年収1000万円というのは一つの目標ラインになるのではないでしょうか。
年収1000万円を突破するためには、以下の5つの戦略が考えられます。
独立の最大のメリットは、収入に上限がないことです。自分が頑張れば頑張った分だけ、すべて自分の収入になります。
また、働き方や事業内容も自由です。私自身、会社員時代と比べて、家族と過ごす時間が増えました。家にいる日は朝ご飯も晩ご飯も家族と食べますし、お風呂も子供たちと入ります。夜9時前には寝て、朝方生活になったりといったメリットもあります。
さらに、やりがいと自己実現も大きなメリットです。自分の好きな仕事に集中できますし、やりたくない仕事は断ることもできます。
実際に独立と言っても、個人事業主として働く場合、会社を設立する場合などがありますが、フリーランス協会の調査によると、年収1000万円を超えているフリーランスは大体10%くらいだと言われています。
平均は約700万円ですが、しっかり戦略を練ってニーズがあるところで勝負すれば、年収1000万円は決して難しくありません。
もちろん、独立にはデメリットもあります。
まずは収入が不安定になるリスクです。売上が上がる月とそうでない月がある為、お金の管理をしっかりする必要があります。
また、事業や営業活動のコストや時間が増えます。おそらく、多くの場合、会社に勤めていた時よりも、独立した方が仕事の時間は増えるでしょう。何から何まで全部自分でやらなければいけないからです。
会社勤めの時のバックオフィスの方々がどれほどありがたい存在だったか、思い知ることになるでしょう。独立すると、必然的にハードワークになっていきます。
私のように会社を作って、自分を役員にして厚生年金に入るという形にすれば会社員時代と変わりませんが、個人事業主として働く場合は、福利厚生や社会保険などは手薄になるリスクもあります。
「大企業への転職なんて無理!」
そう思う方もいるかもしれません。しかし、今は時代が違うのです。
昔は新卒で大企業に入れなかったら、その後大企業に入ることは難しいことでしたが、今は少子高齢化・人材不足で、大企業でも30代40代の求人があります。もちろん、20代の方も第二新卒などを含めて、チャンスは多くあります。
大企業に転職するメリットは、なんと言っても給与が高いことです。ボーナスもたくさん出ますし、教育制度・福利厚生も充実しています。
また社会的な信用も得られます。大企業に勤めていると、クレジットカードやローンの審査が通りやすいといったメリットもあります。
デメリットは、様々なルールや制約があることです。縛られるのが窮屈だと感じる方にとっては、仕事がやりづらくなってくるでしょう。
様々な方と利害を調整しながら進めるため、意思決定のスピード感は下がります。仕事をどんどん進めたい人にはあまり向いていないかもしれません。
色々と制約があるのは組織として仕方がないことですが、人によっては不自由に感じるかもしれません。
また人間関係の問題も避けられないこともデメリットの一つです。
特に国家資格やIT系の資格、最近だとAI関連の資格などは、収入が伸びる可能性があります。資格を取得してスキルを磨き、様々な専門性を身につけると、自分の市場価値が高まります。
それによって給料が上がることはもちろんですが、企業によっては資格手当や資格取得者向けの報酬体系があったりします。特に大企業はそうした制度を設けていることが多いので、収入増が見込めます。
専門性を身につけると、将来独立したり転職したりする時のキャリア設計の選択肢が増えます。
デメリットは、資格取得までに勉強し、時間とお金を使うことです。いわば自己投資が必要ですが、資格を取ってすぐに収入が上がるわけではありません。即効性は低いので、資格を元にして実績を作っていく必要があります。
業績が上手くいっていることが前提になりますが、急激に組織が大きくなるベンチャー企業では、基本的に中の状態は大変なことが多いです。
マネジメント職、役員クラスの上級幹部が常に不足しており、事業の成長に組織の成長が追いつかないということがあるので、このようなご縁があると年収1000万円は十分に狙えます。良い就職先が見つかれば、短期間で収入が伸びるチャンスもあります。
役員として参加するということは、意思決定権を得られるため、自分で物事を決めていけるという仕事の面白さを感じることもできます。
会社によってはストックオプションといって、会社の株を自分でも持っていて、自分が頑張って事業を成長させれば株価が上がり、自分の資産を増やすことができるという制度もあります。
デメリットは、当然ながら上手くいかないシナリオもあるということです。事業が不調になるというリスクは当然負うことになります。
また、コンプライアンスを重視する流れの世の中ですが、ベンチャー企業ではハードワークになることが多いです。長時間労働が嫌だという方には厳しいと思います。
最近はサブという意味の「副業」ではなくて、複数の仕事を持つという意味で「複業」という書き方をすることが増えてきました。
別の会社にも就職をするというパターンもあれば、会社勤めをしながら自分で週末や夜間の時間を使ってサイドビジネスをする、自分の事業を持つということもあります。
大きく稼ぐという意味では、自分の事業を持つのが有効かと思います。
セミ独立のような形になりますが、最大のメリットはリスクを最小限に抑えられるということです。
今の収入をキープしながら、新しい挑戦ができるということと、自分の会社だけでは得られない知見や人脈のようなものを広げていけるというチャンスを得ることができます。
様々な経験を積むことによって、将来独立したい、転職したいっていう方にとっては、その準備としても使えます。
最大のデメリットは、時間的・肉体的な負荷です。副業をしているからといって、本業がおろそかになっては本末転倒です。本業をきちんとやりながら、プラスアルファでサブの仕事をするため、当然ハードワークになります。
ちなみに、会社によっては副業が限定されるところもあります。例えば、自分のメインの仕事と競合関係にあるようなところの仕事はしてはいけないなどのルールを設けている会社も多いです。そうした制約は守らなければいけません。
自分で事業をやる場合には、本質的には独立することと同じなので、最初の売上が立つまで苦労することになると思います。
クラウドソーシングなどを活用して、月10〜20万円程度の売上は得られるかもしれませんが、それ以上に稼ぐとなると、しっかりとした事業戦略、計画が必要になるでしょう。
とはいえ、上手くいけば年収1000万を超えていけるでしょう。
今回は年収1000万円を突破する5つの戦略というテーマでお話をいたしました。
人には向き不向きがあるため、自分にあったものを選択することが必要になります。すべての方が独立した方がいいとは思いませんし、独立には向いてる方と向いてない方がいます。
組織で勤めた方がパフォーマンスが高くなり、本人のやりがいも高いという方もいるため、自分にあった選択肢を選んでいくことが必要です。
しかし、一つ言えることは、どの戦略を取るにしても、少なくとも現状維持のままで収入だけが上がるってことはありえないということです。収入を上げたいならば、何かを変えなければいけません。
どんなルートでも構いません。しっかりと年収を上げていくという強い意思を持って行動に踏み出していくことが大切です。
また、初めてやることが一発で成功するとは限りません。
そのため何度失敗しても諦めず、必ず「俺は年収1000万円行く」「私は年収1000万円行くんだ」と思いながら最後までやり続ければ、必ず到達できます。
自分の思うような生活ができるぐらいの収入が確保できるように、自分の腕を磨き続けていっていただけたらと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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