ブログ
2015.3.24
転職します。
「人材開発のプロになる」という夢にさらなる一歩を踏み出すため、
そして、将来やりたいと思っていることにできるだけ近いことを自分の仕事とするべく、
現在の会社を退職し、5月から経営コンサルタントに転身することにいたしました。
能力開発、コミュニケーション、目標達成のプロフェッショナルとなり、私がミッションとして掲げている
「人材開発のプロとして、人々の成長と幸せを支援し、社会の活性化に貢献する」
を、今すぐにできることから、実行に移していこうと思います。
昨年から、転職が頭によぎることが増えてきていました。
このブログでも「なりたい自分になる」ための自己分析の重要性についていくつか記事を投稿してまいりましたが、
ご紹介してきた自己分析の理論やツールに、自分でも取り組んでいくうちに、私自身のやりたいこと、なりたい姿がより明確になっていき、
「心からやりたいと思うことを仕事にしたい!」という想いが、溢れ出てくるようになりました。
ブログを通じて、自己実現や成功についての考え方を学び、整理していく中で、私自身が大きな変化を迎えることになったわけです。
本格的に転職活動をはじめたのは、今年に入ってからでした。1月から転職活動を開始し、この2月~3月の間は転職活動に集中していました。
「毎日書こう」と思っていたブログも、結局、なかなか更新できない日々が続いてしまいましたが、
「短期目標が明確になったら、それに集中する」
ということを体現するべく、エネルギーと時間を転職活動に集中的に注ぎました。
転職活動も、長引けば長引くほど余計にしんどくなります。平日晩や土日の時間のかなりの部分を割かれるので、長引くほどにこちらの消耗も激しくなります。
やるのであれば一気にカタをつけようと、「3ヶ月以内に内定」を目標に掲げ、短期決戦で挑みました。
その結果、目標であった3ヶ月を大きく上回る62日間で、希望する職務での内定をいただくことができました。
ひとえに転職エージェントの方々、そして応援してくれた家族のおかげでした。感謝してやみません。
転職は今回で2回目。前回は27歳の時でした。
一度経験しているとはいえ、30代後半になると、こちらが転職に求めるものも、企業様がこちらに求めるものもだいぶ異なってきます。応募者に求めるものがより細かく、より高度になってきます。
その上、今回の私のケースは異業種・異職種への転身で、管理職経験があるわけでもない。
求人の紹介をいただく段階から、エージェントの方からも「そう簡単ではない」と釘をさされました。
しかし、「何事もやってみなければわからない」というのが私の信条。
一般的に見て難しいと思われることにこそ、将来の成功の種が眠るものです。なおさら挑戦するべきだと思い、意欲が沸いたものでした。
実際、最初の頃はまるで書類が通過せず、面接までこぎつけるのも一苦労でしたが、行動しはじめると、応募書類の書き方や面接の対応など改善点が次々に浮き彫りになってくるものです。
行動に移すことは座学の何倍もの収穫があることを、改めて肌で感じました。
特に、面接は相性です。面接官との相性、会社の雰囲気との相性。
自分自信を素直に出せる状況、思うように出せない状況。一回一回すべてが異なります。
終盤でだいぶ経験値が上がってきた後でも、うまくできないこともあれば、自然と良いリズムで面接が進むこともあります。
これは相性としか言う他がないと思います。
入社させていただくことになった会社は、面接官の方との相性も含め、最初の一回から雰囲気が非常に心地よかったです。
一回目の面接を終えた後に、そこに入社して仕事をしているイメージが自然に沸き上がってきました。そして、本当にそうなったわけです。
キャリアについて思い悩むことがある方にとって、転職が必ずしも解決策になるとは限りません。「自分のやりたいことをやる」上で、必ずしも転職が必要になるわけでもありません。
転職は、これまで社内で築いてきた様々なリソース(知識・経験・社内の人脈)を手放し、また一から挑戦し直すことを意味します。
転職を決めた人間が言うのもおかしな話ですが、今の会社に残っていた方がやれることも数多くあります。得られるものも多くあります。環境を変えずとも、やりたいことで今できることは、それなりにあるものです。
よって、この記事は決して安易に転職を勧めるものではありません。
しかし、このページをご覧になっている方々の中で、「いま自分が考えられる最善の策は、転職して環境を変えることだ」と思っていらっしゃる方にとっては、
私が気づいたことや学んだこととを公開することで、何かの参考になる場合があるかもしれないと思い、この2ヶ月間の活動の結果をブログに残すことにしました。
・転職するか/しないかを悩んでいる
・転職活動が思うように進んでいない
・転職までは考えないが、将来のキャリアが思うように描けない
という方にとって、少しでもお役に立つようなら幸いです。
次回以降、詳しくお話をさせていただきます。