無料の環境診断(10分)

指示待ち解放コンサルティング

指示待ち解放コンサルティング

指示待ち社員を変えるのではなく、指示待ちが生まれる環境を変える。

社員が自ら考え、判断し、行動する職場へ。 

求める人材像・人事制度・マネジメント・人材育成の4つの柱から、社員の主体性を引き出すしくみをつくります。

 

「うちの社員は、指示待ちで困っている」

経営者の方から、この言葉を何度も聞いてきました。

 

言われたことはやる。しかし、それ以上のことは自分からやろうとしない。仕事を安心して任せられる社員が限られている。期待していた若手社員が、十分に力を発揮できないまま退職してしまう。

社員が増えても、社長や一部の管理職に判断が集中してしまう。現場の細かな問題への対応に追われ、将来の事業戦略や新しい挑戦に時間を使えない。

そんな状態から抜け出すために必要なのは、社長がもっと頑張ることではありません。

社員一人ひとりが、自ら考えて動ける環境を整えることです。

 

私はこれまで、多くの企業で人材育成や組織づくりをご支援してきました。

その経験から言えるのは、指示待ちの原因を社員の資質や意識だけに求めていては、根本的な解決につながらないということです。

社員が主体性を発揮できるかどうかは、職場環境や組織のしくみに大きく左右されます。

私たちの「指示待ち解放コンサルティング」は、その環境を整えることで、自律型人材が育つ会社づくりをご支援するサービスです。


研修を実施しても、翌週には元に戻る

社員教育に熱心な会社ほど、こんな経験をお持ちではないでしょうか。

研修の直後は、受講者から前向きな感想が寄せられる。「明日から実践します」「仕事への取り組み方を変えたい」と意欲を見せる社員もいる。

ところが、1か月も経つと、職場は以前とほとんど変わっていない。

なぜでしょうか。

研修で学んだことを実践しようとしても、職場の上司や先輩が従来のやり方を続けているからです。

「うちでは、そのやり方はしない」
「余計なことを考えなくていい」
「まずは言われたことをやってくれ」

こうした言葉を繰り返し受ければ、社員は自分で考えて行動することをやめてしまいます。

結局、職場の空気に合わせる方が合理的だと学習してしまうのです。

入社したときから、指示待ちだった社員ばかりではありません。

新入社員研修では、仕事への期待に目を輝かせている人がほとんどです。しかし、職場に配属されて半年も経たないうちに、その輝きが失われてしまうことがあります。

その間に何が起きているのでしょうか。


意欲を削る、7つの環境的阻害要因

社員が本来持っている主体性を発揮できなくなる背景には、次のような職場環境の問題があります。

  1. 組織からの期待が不明確である
  2. 自分の意思で仕事を進められる裁量がない
  3. 意欲的に働いても報酬に反映されない
  4. 評価基準が曖昧で、透明性がない
  5. やった仕事に対する承認やフィードバックがない
  6. 仕事の内容が何年も変わらない
  7. 教育や訓練を受ける機会に乏しい

これらの要因が重なると、社員は次第に意欲を失っていきます。

自分で考えて行動しても評価されない。挑戦して失敗するよりも、指示されたことだけを確実にこなした方がよい。

 

そして、いつの間にか、こんな考え方に行き着きます。

「言われたことだけやっている方が安全だ」

指示待ち社員が生まれる背景には、このような環境的な要因が潜んでいることがあります。

自分で判断するための情報も権限も与えられていない社員に、「もっと自分で考えろ」と言っても、行動を変えるのは難しいでしょう。

社員の意識を変えようとする前に、社員を取り巻く環境を変える。

これが、指示待ち解放コンサルティングの基本的な考え方です。


自律型人材が育つ環境「4つの柱」

社員が自ら考え、判断し、行動する組織には、その行動を支えるしくみがあります。
私たちは、自律型人材が育つ職場環境を、次の4つの柱から捉えています。

柱① 求める人材像の明確化

「もっと主体的に働いてほしい」

そう期待していても、「主体的に働く」とは具体的にどういう行動なのかが社員に伝わっていなければ、行動は変わりません。

自社がどのような人材を求めているのか。各階層や職種に何を期待しているのか。どのような行動や成果を目指すべきなのか。

経営理念や事業方針を踏まえ、社員に求める役割や行動を具体的な言葉にします。

目指す姿を明確にすることが、自律型人材を育てる出発点です。

柱② 人事制度の設計

社員が自ら考え、工夫して成果を上げても、正当に評価されなければ、その行動は長続きしません。

一方、言われたことだけをこなしている社員と、積極的に挑戦する社員が同じように評価されるのであれば、主体性を発揮する動機も弱まってしまいます。

そこで、等級制度・評価制度・賃金制度を整え、自律的な行動や成長が適切に評価されるしくみを構築します。

何ができれば評価されるのか。どのような能力を身につければ昇格できるのか。

こうした基準を明確にすることで、社員が自ら成長目標を考え、行動するための道筋を示します。

柱③ マネジメントシステムの構築

社員の主体性を引き出すには、上司による日々のマネジメントも重要です。

しかし、管理職個人の力量や経験だけに頼っていては、職場ごとに育成の質がばらついてしまいます。

会議体、報告のルール、権限と責任の範囲、1on1、フィードバックの方法などを、組織として機能するしくみに整えます。

細かな指示を出し続けるマネジメントから、社員が自ら考え、判断できるように支援するマネジメントへ。

管理職が一人で抱え込むのではなく、組織全体で人を育てる体制をつくります。

柱④ 人材育成のしくみ構築

人材育成は、研修を実施するだけでは完成しません。

日々の仕事を通じて経験を積み、振り返り、次の挑戦につなげることが必要です。

そこで、求める能力やスキルを明確にしたうえで、階層別研修、OJT、スキルマップ、キャリア形成支援などを体系的に整えます。

研修で学んだことを職場で実践し、その経験からさらに学ぶ。

日々の仕事そのものが、人材育成の機会になる環境をつくります。

4つの柱を連動させることが重要です

この4つの柱は、それぞれ独立しているわけではありません。

求める人材像が曖昧であれば、育成すべき能力も定まりません。

人材育成のしくみがなければ、管理職は部下の成長を個人の経験や勘に頼ることになります。

また、せっかく育成した社員の行動が評価に反映されなければ、主体性は定着しません。

4つの柱が互いに連動して初めて、自律型人材が育つ環境が整います。

だからこそ、私たちは最初に、自社のどの柱に課題があるのかを明らかにします。

4つの柱が整うと、何が変わるのか

社員が自分の役割と期待される成果を理解し、判断に必要な権限を持ち、挑戦や成長が適切に評価される。

そんな環境が整えば、社員は上司の指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、考え、行動しやすくなります。

社員から改善提案が生まれる。自分たちで判断できる仕事が増える。管理職は部下の細かな業務指示から、育成や組織運営に力を注げるようになる。

そして経営者も、現場の判断を社員や管理職に任せ、将来の事業戦略や新しい挑戦に時間を使えるようになります。

社員の主体性を引き出すことは、経営者が安心して仕事を任せられる組織をつくることでもあるのです。


ご支援の進め方

指示待ち解放コンサルティングでは、現状の診断から、しくみの設計、現場への定着まで段階的にご支援します。

すべてを一度に導入する必要はありません。現状を確認し、課題の大きいところから優先順位をつけて取り組みます。

入口|自律型人材が育つ環境診断(無料・10分)

まずは、自社の人材育成環境を客観的に把握するところから始めます。

求める人材像・人事制度・マネジメント・人材育成の4分野について、25の設問にお答えいただくと、自社の現状をスコアで確認できます。他社の回答平均との比較も参考にしながら、強みと課題を整理できます。

診断は無料です。所要時間は約10分。診断結果は、社内で問題提起をしたり、経営幹部や管理職の皆様と課題を共有したりするための材料としてお使いいただけます。

診断結果報告会(無償・60分)

ご希望の企業様には、診断結果の読み解きをご説明する報告会を無償で実施します。

4つの柱のうち、どこに課題があるのか。それが実際の職場でどのような問題として現れている可能性があるのか。診断結果をもとに整理し、改善に向けた方向性をお伝えします。

この段階でコンサルティングをご契約いただく必要はありません。報告会の内容を社内に持ち帰り、自社で改善に取り組んでいただいても構いません。

第1段階|組織環境診断

簡易診断でわかるのは、回答者の認識に基づいた自社の姿です。

実際の職場には、制度として定められていること、現場で運用されていること、社員が感じていることの間にズレが生じている場合があります。

そこで、規程や帳票の確認、経営者・管理職・社員へのヒアリング、社員意識調査などを通じて、組織の実態を詳しく分析します。

主な成果物

  • 現状分析レポート
  • 組織課題の整理と優先順位
  • 改善に向けた全体設計図

想定期間は1〜2か月です。この段階でご支援を終了していただくことも可能です。

課題と改善の方向性が明確になれば、その後の取り組みを自社で進めることもできます。

第2段階|しくみの設計

組織環境診断の結果を踏まえ、4つの柱のうち優先度の高い領域から設計に着手します。

ご支援の内容は、次の4つに分かれます。

2-a求める人材像の定義経営理念や価値観の整理、ロールモデル社員の分析、期待する行動や能力の言語化
2-b 人事制度設計等級制度・評価制度・賃金制度の設計、評価基準の具体化
2-c マネジメントシステム構築会議体設計、報告様式の標準化、権限委譲、1on1の運用ルール、管理職の育成
2-d育成体系構築能力要件の整理、研修体系の設計、OJTのしくみとツールの整備

各領域は、必要に応じて単独でもご依頼いただけます。

大切なのは、制度や仕組みを一度につくり込むことではありません。社員が自ら考え、行動できる環境に近づくために、何から変えるべきかを見極めることです。

第3段階|定着伴走支援

制度や仕組みは、完成しただけでは成果につながりません。実際に現場で運用しながら、改善を重ねていく必要があります。

評価制度が適切に運用されているか。管理職による面談が機能しているか。社員が自ら考え、行動する機会が増えているか。こうした状況を定期的に確認し、必要に応じて制度や運用方法を見直します。

私たちは、制度をつくって終わりにするのではなく、現場に定着するまで伴走します。


一度に、すべてはやりません

4つの柱を一度に整えようとすれば、時間も費用も大きくなります。また、現場の社員や管理職にも相応の負担がかかります。

そこで私たちは、小さく始め、効果を確かめながら広げていく方法をおすすめしています。

着手期

最も課題の大きい領域から着手し、必要に応じて一部門で試験的に運用します。

対象を絞ることで、運用上の問題を早期に発見しやすくなります。

検証期

実際に使ってみて、機能したことと、うまくいかなかったことを確認します。

制度や仕組みは、運用して初めて見えてくる課題があります。現場からの意見を取り入れながら修正していきます。

展開期

一定の効果が確認できた取り組みを、他の部門へと展開します。必要に応じて、次の柱の整備にも取り組みます。

最初から完璧な仕組みを目指すのではなく、運用を通じて育てていく。

この段階的な進め方が、職場への定着につながります。


なぜ、外部を使うのか

社内だけで仕組みを整えられるのであれば、それが理想的です。自社の歴史や文化、経営理念を最も理解しているのは、そこで働く皆様だからです。

しかし、実際に組織改革や人事制度の見直しを進めようとすると、次の3つの壁に直面することがあります。

時間の壁

組織改革を担う経営幹部や管理職には、それぞれ本来の仕事があります。日々の業務に追われる中で、新たな制度設計や人材育成の仕組みづくりに十分な時間を確保することは簡単ではありません。

改革の必要性を感じながらも、目の前の仕事が優先され、なかなか前に進まなくなってしまいます。

ノウハウの壁

求める人材像の定義、等級制度や評価基準の設計、育成体系の構築などには、専門的な知識と経験が必要です。さらに、関係者の意見を整理し、課題を分析し、合意形成を進めるプロジェクトマネジメントの力も求められます。

経験のない取り組みを、すべて手探りで進めることには大きな負担が伴います。

適任者の壁

社内に知識や経験のある人材がいたとしても、その方が組織改革を推進できるとは限りません。改革を任せられる優秀な人材ほど、日常業務でも重要な役割を担っているからです。

数か月から数年にわたるプロジェクトに、十分な時間を割くことが難しい場合もあります。

私たちは丸投げにはしません

私たちの役割は、経営者や社員の皆様に代わって、すべてを決めることではありません。専門的な知識と経験を提供し、設計や検討のプロセスを支援することです。

最終的な意思決定は、経営者や経営幹部の皆様に行っていただきます。自分たちで考え、決めた仕組みだからこそ、現場で使い続けることができます。私たちは、御社自身が人を育てる力を持つ組織になるための伴走者です。

すべての業務を委託していただく必要はありません。現状分析だけ、制度設計の一部分だけといったご支援にも対応しています。


これまでのご支援から

人材育成の仕組みづくりは、理論だけでは完成しません。

実際の企業で制度やマネジメントの運用を見直し、現場に定着させる取り組みを重ねてきました。

株式会社スイカン様(給排水衛生設備業)

経営理念と連動した人事制度の再構築をご支援しました。等級・評価・報酬の関係を整理し、社員に期待する役割や昇格の基準を明確にしました。

評価項目ごとに5段階の基準を具体的な文章で定義することで、評価者による判断のばらつきを抑える仕組みを整えました。

また、社員にとっても「何ができるようになれば評価されるのか」がわかりやすくなり、自身の成長やキャリアを考えるための道筋を示すことができました。

評価制度を、単に処遇を決めるためのものではなく、社員の成長を促す仕組みへと見直した事例です。

N社様(IT業・非公開)

部門間の情報共有や組織運営の改善を目的として、会議体の設計と報告様式の標準化に取り組みました。

当初は、報告業務の負担が増えることへの反発もありました。そこで、実際の運用状況を確認しながら報告様式を2度見直しました。

運用が落ち着くまでには約半年を要しましたが、部門間の情報の行き違いが減り、社員の所属意識にも変化が見られました。

仕組みはつくるだけではなく、現場で使いながら磨いていくことが大切だとわかる事例です。


よくあるご質問

社員数が100名程度でも対象になりますか

はい。ご支援の対象です。特に、社員数が増えるにつれて、従来の属人的なマネジメントや人材育成の方法に限界を感じ始めている企業には、仕組みを整える意義があると考えています。

社員数だけで判断するのではなく、現在の組織課題や目指す姿を踏まえて、ご支援の内容をご提案します。

どのくらいの期間がかかりますか

第1段階の組織環境診断は、1〜2か月程度を目安としています。

第2段階の仕組みづくりは、対象とする領域によって期間が異なります。おおむね数か月から1年程度の取り組みになります。

また、制度や仕組みを現場に定着させるため、必要に応じて月次の伴走支援も行います。

研修だけをお願いすることもできますか

はい。研修のみのご依頼にも対応しています。ただし、研修の効果を持続させるためには、学んだことを職場で実践できる環境が必要です。

そのため、研修をご提案する際にも、職場のマネジメントや育成の仕組みとの連動を重視しています。

費用はどのくらいですか

ご支援の範囲と内容によって異なります。以下は、標準的な料金の目安です。

区分内容標準額(税抜)想定期間
入口自律型人材が育つ環境診断無料10分
第1段階組織環境診断75.0万円〜1〜2か月
2-a求める人材像の定義110.0万円2〜3か月
2-b人事制度設計340.0万円 〜6か月〜12ヶ月
2-cマネジメントシステム構築200.0万円〜3〜6か月
2-d育成体系構築210.0万円 〜3〜6か月
第3段階定着伴走支援(年額)360.0万円12か月

コンサルティングは、第1段階の組織環境診断からご契約いただけます。診断結果を踏まえ、必要に応じて第2段階のしくみづくりをご提案します。すべての段階を一括でご契約いただく必要はありません。

なお、交通費・宿泊費、社会保険労務士など外部専門家への委託費用、外部サーベイの利用料などは、必要に応じて実費を別途申し受けます。


最初の一歩は、10分の診断です

自社の職場環境は、社内にいるだけでは気づきにくいものです。

社員が自ら考え、判断し、行動するための環境が、どの程度整っているのか。まずは、現状を客観的に確認するところから始めてみませんか。

「自律型人材が育つ環境診断」では、25の設問にお答えいただくことで、4つの柱の強みと課題を数値で確認できます。所要時間は約10分。無料でご利用いただけます。

診断結果は、経営幹部や管理職の皆様と現状を共有し、今後の人材育成や組織づくりについて考えるための材料としてお役立てください。

私たちが目指しているのは、単に指示待ち社員を減らすことではありません。

社員が本来持っている主体性や才能を発揮し、自ら考え、挑戦し、成長していく職場をつくることです。

社員が覚醒する職場をつくる。

それが、私たちビジネスキャリア・コンサルティングの使命です。指示待ちからの解放を通じて、社員の可能性を引き出す職場づくりを、ともに進めていきたいと考えています。

参考図書

書籍『指示待ち人間からの解放 〜自ら考えて行動する社員を増やす4つの柱と7つのステップ〜』

小松茂樹 著

本書では、社員が指示待ちになってしまう背景を組織環境の視点から分析し、自律型人材が育つ職場を実現するための4つの柱と7つのステップを解説しています。

関連サービス

原因は、社員ではなく環境にあります。自社の環境がどうなっているかは、10分で数値になります。

TEL.
078-600-2761