人間力を構成する9つの要素4(個性)

ブログをご覧の皆様、こんばんは。小松茂樹です。前回、「人間性を構成する9つの要素」として「健康」について書きました。今回は「個性」について考えてみます。

8.個性

「個性」とは「その人らしさ」です。他の人と自分との違いを特徴づけるものは、すべて「個性」と言っても良いでしょう。

個性には外見的な特徴と、内面的な特徴があります。

1)外見的な特徴

外見的な特徴は、顔、身長、体型、声質、髪質・・・などいろいろあります。現代は医療技術が非常に進歩しているので、これらを変えることも不可能ではなくなりましたが、それでも基本的には「変えられないもの」だと思います。

自分が好きになれる部分もあれば、好きになれない部分もあるかもしれません。しかし、好きになれない部分があったとしても、変えられない以上、思い悩んでも仕方ありません。

私も気になる部分がいろいろありましたが、「それが自分だ」と受け入られた時、ようやく外見の問題は自分の問題ではなくなりました。

自分の好きになれない部分について、否定的な側面をいかに裏返して肯定的に受け入れるか。これも、セルフマネジメントの大きな課題となってきます。

自分のことを好きになれないと、自分が望むような生き方はなかなかできないものです。良い面はそのまま受け入れ、悪い面は逆側から見る。そうした焦点の当て方についても、また改めて考えをまとめてみたいと思います。

2)内面的な特徴

一方、個性の内面的な特徴は、その人の「考え方」や「心構え」です。昨年ブログで繰り返し述べてきた「興味」「能力」「価値観」「役割」がこれにあたります。

発想が豊かだったり、硬直していたり。
他人に甘かったり、厳しかったり。
柔軟だったり、頑固だったり。

人の性格は実に様々ですが、そうした気質・性質の特徴はこの「興味」「能力」「価値観」「役割」がもとになって形作られています。

これらは、今まで生きてきた過去の経験の積み重ねによって無意識に作られたものです。自分で「こういう性格になろう」と思ってなった方もいるかもしれませんが、そうでない方の方が多いかと思います。

人の内面的な個性は、無意識に作られます。大きなものから小さなものまで、無数の経験が蓄積されて、自然と方向づけられるのです。しかし、内面的な特徴は外見的な特徴と異なり、意図的に変えていくことができます。その元となっている「経験」に対して意識的にアプローチすることが可能だからです。

体験は変えられないが、経験は変えられる

「経験」とは、「体験」に「意味」を付したものです。多くの体験は無意識のうちに選択され、多くの意味は無意識のうちに付与されます。

ところが、どのような体験をするか、どのような意味をつけるかは、自分の意思で意図的に操作することもできます。つまり、体験と意味づけを意識的に変えることで、経験を変える。それによって「興味」「能力」「価値観」「役割」を変え、「個性」を変えることができるのです。

そして、個性を意図的に自分の望ましい方向に導くことによって、人間力を高め、愛と豊かさの充実と拡大を図っていきます。これが、個性の成長と成功のプロセスです。

なお、経験は「未来の経験」と「過去の経験」の両方を変えることができます。未来の経験は、体験と意味の両方を変えることができます。過去の経験は、体験を変えることはできませんが、意味を変えることはできます。

体験と意味の変化の具体的な方法については、セルフマネジメントの本編で詳しく書いていきますが、ここではひとまず「経験を変えることで個性に変化を促すことができる」と捉えていただければ幸いです。

次回は残る最後のひとつである「夢」について、考えてみたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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