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2015.8.14
ブログをご覧のみなさま、こんばんは。小松茂樹です。
前置きが長くなりましたが、本日からいよいよセルフマネジメントの本題に入っていきます。
目次
そもそもセルフマネジメントとは何なのでしょう。プログラムの内容に入る前に、まずは私の考える「セルフマネジメント」を定義づけてみたいと思います。
セルフマネジメントとは、
自らのあるべき姿を方向付け、
そこに至るまでの計画を描き、
その計画を実行するために時間と行動を適切に管理する取り組み
です。
ただ、これはあくまでも私の考えです。
というのも、今回このシリーズを書くにあたり、セルフマネジメントについていろいろ調べてみたのですが、特にこれといった明確な定義が見当たらなかったのです。
セルフマネジメントは「習慣化だ」という方もいれば、
セルフマネジメントは「タスク管理だ」という方もいれば、
セルフマネジメントは「人生設計だ」という方もいます。
調べれば調べるほどに、ワケがわからなくなりました(笑)
というわけで、セルフマネジメントについて書こうとしたのは良いものの、まずはこの意味するところは何なのかというところから考えなければならなくなりました。
そこで、まずはセルフマネジメントについて考えるにあたり、まずは「マネジメントとは何なのか」ということについて掘り下げてみることにします。
「マネジメント」と聞いて、真っ先に思い当ったのがピーター・F・ドラッガーです。
『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』で、すっかり一般的な知名度を得ましたが、ドラッガーは
・顧客の創造
・民営化
・知識労働者
・ナレッジマネジメント
・コアコンピタンス
などの概念を生み出した 「現代経営学の父」とされる人物です。そもそも「マネジメント」という概念もドラッガーが生み出したとされています。言わば「マネジメントの生みの親」とも呼べる方です。
そのドラッガーは、マネジメントとは次の3つの役割を果たすものだと定義しています。
しかし、これを読み解くためには、そもそも「組織とは何なのか」を踏まえておかねばなりません。ドラッガーは組織についてこう述べています。
つまり、組織とは「社会や集団、個人のニーズを満たすために何かしらの機能を果たすもの」であると言えます。
また、3つの役割に付け加えて、ドラッガーはこうも述べています。
−以上すべて『マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則』(ダイヤモンド社)より引用
難しい文章が並んでしまいましたが、このドラッガーの考えを私なりにまとめてみると、
マネジメントとは
1.成果をあげること
2.人を生かすこと
3.社会に及ぼす影響を処理するとともに社会に貢献すること
という3つの役割を果たすべく、自らの持てる資源を管理し、適切に運用すること
である、言えるのではないかと思います。
しかし、まとめてはみたものの、これではまだ「マネジメントとは何なのか」がよくわかりません。そこで、もう少しわかりやすくするために、組織と個人の関係からマネジメントについて考えてみたいと思います。
次回に続きます。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。