目標達成のポイント2:望む「結果」を作り出す「原因」をつくる

前回の投稿で、目標を達成させるポイントとして下記の5つを挙げました。

  1. 目標達成に向けた行動を習慣化する
  2. 結果目標とプロセス目標の両方を設定する
  3. 測定できる目標を設定する
  4. 小さな変化からはじめる
  5. 自分が本当にやりたいことを目標にする

今回は2つ目となる「結果目標とプロセス目標の両方を設定する」についてご説明いたします。

望む「結果」を生み出す「原因」を考える

目標とは「望む結果」のことです。例えば、新年の目標としてよく挙げられがちな次のような目標は、結果として得られる自分の望ましい状態を表したものだと言えるでしょう。

  • 資格試験に合格する
  • 昇進、昇給する
  • 痩せる
  • 英語を話せるようになる
  • お金を貯める
  • 彼女(彼氏)ができる

しかし、私たちは結果そのものをコントロールすることはできません。結果はあくまでも結果です。ただ熱心に祈っているだけで結果が得られることはありません。望む結果を得るためには、当然ながら、その結果の原因が必要になります。そして、私たちはこの原因をコントロールすることはできるのです。

上記の例で言えば、試験に合格するためには、試験に回答するだけの知識が必要ですし、決められた時間内に回答を導き出すための技術も必要です。昇進、昇給するためには、会社の評価基準に即した成果や行動を示すことが求められます。痩せるためには、摂取するカロリーや脂質を減らすか、カロリーや脂肪の燃焼量を増やす必要があります。英語が話せるようになるためには、英語を聞いたり、話したり、書いたりする量や頻度を増やして、英語へ慣れることが欠かせません。お金を貯めるためには、収入を増やすか、支出を減らすことが必要です。彼女(彼氏)ができるためには、外見と人間性の両方を磨いて魅力的な人間になることが求められますし、意中の人に想いを伝える勇気も必要です。

どんな目標であったとしても、その目標を達成させるためには「原因」が必要になります。逆に言えば、原因を作り出すことができれば、結果は自ずと訪れます。結果だけを思い描いて、望む結果が勝手にやってくることはありません。何事も「原因と結果の法則」です。

どのような原因があれば、望む結果を得ることができるのか。目標を設定するにあたっては、得たい結果と併せて、どうなったらこの結果にたどり着くのかという原因を考えることも不可欠です。

結果に至るプロセスを描く

結果を生み出す原因を考えたら、それを具体的な行動のプロセス(過程)に細分化し、計画に落とし込みます。

例えば、試験合格を目指すのであれば、合格を確実に期待できるだけの知識と技術を習得するために、

  • どのような勉強を(What)
  • どのような手段で(How)
  • どれだけの量(How many)
  • いつまでに(When)

行うのかを具体的に考える必要があります。

ダイエットにしても、貯金にしても、英語学習にしても、すべて同じです。望む結果を得る原因を作り出すために必要な行動量について、手順・量・期限を明確に定めて具体的なスケジュールに落とし込むことで、自分がコントロールできることに集中できるようになります。

そして、この行動が継続できるかどうかは計画の妥当性に拠ります。「この計画を遂行すれば目標が達成できる」という確信があればあるほど、高い意欲を維持できます。逆に「こんなことを続けていても、本当に目標が達成できるのか」と自分自身が疑問に思っていたら、意欲は次第に消沈していきます。だからこそ、どのような過程を踏めば目標が達成できるのかという仮説を、じっくりと時間をかけて考えて、具体的な計画に落とし込んでいく必要があります。

以前の投稿で書いたことですが、やみくもな努力は報われないこともありますが、合理的な努力は報われます。努力をムダにしないためにも、自分が時間や労力を注ぐべき場所、内容、方法、量を論理的に考え抜くことが重要です。

努力が報われるための4つの条件

望む結果を生み出す原因を行動プロセスに落とし込み、合理的な努力を積み重ねることで、目標達成は確実なものとなっていくことでしょう。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

   

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