焦点のあて方次第で、幸せにも不幸にもなる(後編)

前回の続きです。

物事を好意的に捉えることができれば、イヤな想いをすることが少なくなります。

幸せとは「感じる」ものです。つまり「感情」です。自分がどういうものの見方をするかによって、幸せは感じやすくも、感じにくくもなります。

自分の中で良い感情を育て、物事の良い側面に焦点をあてられるようになれば、幸せを感じる機会も次第に増えていくことになるでしょう。

どちらの側面に目を向けるか

もし、今あなたが経済的にギリギリの生活を送っているとします。

なんとか生活していくことができるけども、買いたいものが買えず、思うように遊びに行けない。そういう状況です。

そんな自分の姿を、あなたはどうとらえるでしょうか。

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このように、状況としてはまったく同じなのに、どこに焦点をあてるかによって真逆の感情を感じることになります。

できていることに目を向ければ、幸せを感じることができます。逆に、できていないことに目を向けると、不幸せを感じることになります。

どちらの捉え方をするか?

それによって、味わう感情は180°逆転することもあるのです。

プラス思考とは焦点のあて方を変えること

上記の例のように、「焦点のあて方」→「物事の見方」→「感情」というように、人の感情は作られています。すなわち、感情の発端は焦点のあて方にあります。

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感情をコントロールすることは容易ではありません。しかし、焦点のあて方は意識的にコントロールすることができます以前、行動をコントロールすることによって間接的に感情をコントロールすることができると書きましたが、これも同じようなことです。

ある事象を目の前にした時、それのどの側面に目を向けるかは、自分の意志で選ぶことができるのです。自分の意識でコントロールできる範囲内で、変えられることを変えてみましょう。結果として、最終的に味わう感情もコントロールすることができます。

嬉しい、楽しい、幸せ…などの肯定的な感情を味わうためには、自分の内外に対して、肯定的に捉えれられる部分に焦点をあて、物事の見方を肯定的にすることが必要です。

よく「プラス思考」と言われるのは、こうした考え方ではないかと思います。物事の好意的に捉えられる側面に意識を向けることによって、その物事自体を好意的に捉える取り組みがプラス思考です。

このように、自分の身の回りにある物事について、好意的に捉えられる面に目を向けることで、今すぐにでも幸せを感じることができます。

私の解釈では、プラス思考というのは、無理矢理、肯定的に物事を捉えることではありません。素直に「嬉しい」「楽しい」「好き」と感じられることに焦点のあて先を変えていくことで、全体的に好意的な捉え方ができるようにする試みなのです。

幸せは口にする

私は「幸せだなぁ」という言葉を、意識的な口ぐせとして使っています。

・食事がおいしかった時
・外が晴れていた時
・電車が空いていて座れた時
・風呂に入って気持ちがいい時
・仕事がうまくいった時

など、日常のささいなことに「幸せだなぁ」と口にすることで、幸せを感じやすい心の質(=心質)を作っていこうとする試みです。

幸せは連鎖します。幸せな人には、次々に良い出来事が舞い込んできます。日頃から小さな幸せを感じ続けていることによって、やがて大きな幸せを呼び込んでくることがあるかもしれません。

  

投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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