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目標達成

2015.2.25

情報→知識→行動→経験→結果の法則

先週の土曜日、七星明さんの1,000人セミナーへ参加してきました。

これまで、学びの分野が自己啓発や能力開発に偏っていたので、知識の範囲を広げるべくwebマーケティングを学ぼうと思ったのがきっかけです。

5時間以上にわたるセミナーで、web業界の変遷、webで儲かる仕組みなどいろいなことを教えていただきましたが、最も印象に残ったのは、

情報→知識→行動→経験→結果 の法則

です。

業界を問わず、職務を問わず、結果を出すための原理原則は普遍的なものなのだと改めて学びました。

今回は、この法則に対する私なりの考えをまとめてみます。

情報が結果に変わるプロセス

1.情報→知識

情報は、ただ目にしたり耳にしただけでは情報のままです。いずれ忘れてしまいます。

しかし、「自分の仕事や生活にどう役立てるか」という意識を持って情報を得ると、その情報は自分の過去の記憶や現在の感情と結びついて、「知識」になります。

したがって、情報を得る際に常にそういう意識を持つことによって、得た情報を次々と知識として自分の血肉にしていくことができます。

 

2.知識→行動

私も含め、多くの方が最初につまづいてしまうプロセスが、

得た知識をもとに実際に行動に移す

ということではないでしょうか。

 

「頭ではわかっている。しかし、できない」

人間は、理論理屈だけでは行動することができないのです。

 

マイケル・ボルダックは、人が行動することができない要因として、

人間は、痛みを避け、快楽を求める存在である

ということを挙げています。すなわち、行動することに痛みのイメージを結びつけてしまうのです。

しかし、知識は頭の中に留まっている限り、何かを生み出すことはありません。

生み出すのは行動です。知識という頭の中(=無限に広がるイメージの世界。宇宙空間)にあるものを、現実世界に呼び込んで、形あるものに変える。それが「行動」の価値です。

行動するためには、

・感情をコントロールする
・短期的な痛みを超える、長期的な快楽を想定する
・行動しなかった場合に生じる損失を考える

など、自分自身の思考回路をコントロールすることが必要になります。

 

3.行動→経験

行動すると、何かしらの反応を得て、自分の体験となり、そこに感情が生まれます。

これを効果的に結果に結びつけるために必要なのが、

意味づけと解釈

です。

 

行動すると、成功することもあれば、失敗することもあります。

しかし、行動によって生じるものは、反応や体験といった「出来事」に過ぎません。出来事自体には良いも悪いもないのです。

それが「成功」になるか「失敗」になるかは、あなた自身の価値観に基いてそれに判定を加えているに過ぎません。

すなわち「失敗」というのは出来事の一側面でしかないのです。

「失敗から学べ」と言われることがありますが、これは出来事に対する自分なりの意味付けと解釈を変えるということです。

失敗と思われる出来事に肯定的な意味づけと解釈を行うことで、失敗の体験はすべて学びの成功体験となります。

つまり、自分次第であなたは「失敗しない人間」になるのです。

こうした意味付けと解釈の積み重ねが「経験」として自分の中に蓄積されていくのです。

 

4.経験→結果

結果を出すために必要なのは、こうして「行動→経験」のプロセスを何回も繰り返すことです。

成功者は「成功するまで続ければ、必ず成功する」と言う方が多いです。

起こした行動と、そこから得る経験に肯定的な意味付けと解釈を繰り返すことによって、より成功に近づくための思考回路と行動パターンが自分の中に醸成されていくのです。

これを繰り返すことによって、最終的な「結果」を生み出すことができるのです。

それこそが「継続は力なり」と言われる所以です。

 

結果を生み出す公式

以前、私はこれまで読み漁ってきた自己啓発や能力開発の書籍に共通する要素を読み取り、それらに共通する原則として

結果=(知識×行動)^n

という法則を見出しました。

※^はべき乗の数式です。

 

七星さんのプレゼンテーションを聞き、結果を出している人というのは「やはりそうなのだな!」という確信を得たのが今回の一番の収穫です。

学んだことが脳みその中でストックされている限り、現実は何も変わりません。

現実を動かすには、学んだことを実際に行動に移し、「知識を現実世界で具現化する」というプロセスが欠かすことができないのです。

インプットしたことと同じ分だけ、アウトプットにも時間も労力をかける。それも正しい方向で。

その積み重ねが、「なりたい自分になる」という結果に結びつくのだと思います。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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