願望を明確にするために

明確な願望とはどのようなものでしょうか?

私は、願望が現実に結びつくために必要な物は「現実味」ではないかと考えています。思い描いている本人が「本当に実現できる」と思えるものでなければ、実現することなどできません。「いかに自分の願望を現実味を帯びたものにしていくか」が、願いを叶える第一歩となるのではないかと思います。

そして、願望に現実味を帯びさせる要素として、次の3つが必要かと考えます。

1.決意。「本気でそれをやるんだ」という心構え
2.期限。「いつまでに実現させる」という切迫感
3.信念。「何としてでも成し遂げる」という気概

この3つのうちのいずれかでも欠けてしまうと、願望は現実味を帯びなくなり「絵空事」に終わってしまいます。
自分自身が「できるかどうかわからない」と思っていることが実現するはずがありません。

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大切なのは、まわりがどう言おうと少なくとも自分だけでも「できる」と思うこと。そして「できる」と思うためには、思い描いたことが現実のように感じられなければなりません。

思い描いたことを現実に変えるには

・心の底から
・いつまでに、
・何としてでもやる

と心に決め、信じて取り組んでいくことが何よりも不可欠なのではないでしょうか。

どんな願いも、思い描いているだけでは絵空事です。ただの「願望」で終わってしまいます。しかし、その願望も現実味を帯びた時、ただの願望から「予定」に変わります。

まず自分が信じること。

きっと、すべてはそこからはじまるのです。

  

投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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