何度でも、最初に立ち戻ればいい

私事ですが、本日36歳の誕生日を迎えました。

家族、友人をはじめ多くの方からお祝いのお言葉をいただき、ありがたい限りです。歳を重ねるごとに、自分は多くの人とのつながりの中で生きているのだなと、しみじみ感じるものです。

人生に目的を持つ

なぜ世の中には、成功する人間と成功しない人間がいるのか?

これが、私が能力開発や成功哲学を学ぶようになった最初のきっかけとなる疑問でした。

「どうせなら、成功する側の人間になりたい」と思い、自己実現についての学びを重ねてきた結果、今のところ私が辿り着いた答えは「人生に目的を持つ」という一語に尽きます。

・目の前のことに流される
・目の前のことに立ち向かう
・長期的な目的をもって、目の前のことに立ち向かう

ある出来事に対峙した時に、人が取る行動はこのように分けることができます。

人生を「選択の連続」とする私の考えにおいては、日々の生活で自分が行うあらゆることについて「何のためにするのか」という目的意識を持つことで、すべての行動を将来につながる行動にすることができます。

すなわち「意味付け」です。自分なりの意味を持って行動するか、意味を持たずに行動するか。積み重ねる一つひとつの行動がどちらであるかが、長期的に自分の生き方を大きく左右します。

人生をより良くするにはどうしたらいいか?

その答えは、自分の行動に「意味」を持たせ、自分なりに考えた「目的」に沿わせていく中にあるのではないかと、私は考えています。

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何度でも、立ち戻ればいい

このブログでは、「願望を描き」「計画を立て」「実行する」という3つを柱にして、自己実現について書いてきました。

とは言え、自分で立てた計画を実行し続けることは容易ではありません。

実際、私自身、会社の仕事を優先してブログの更新を止めてしまい、すでに最初に立てた計画通りに進んでいないという状況になりました。

毎日書いていたものを1ヶ月も止めてしまうと、いざ再開しようとしても思うように筆が進まず、それまで何を書いていたのも思い出せなくなり、次第に再開するのが億劫になってきます。このままフェードアウトしようかと頭によぎることもあります。

しかし、私自身が書いている通り、具体的な行動を重ねることでしか、将来を切り開く道はありません。とにかく再開することを考えました。

目的は自分の考えを掘り下げて、アウトプットし、人々のお役に立てるものへと洗練させていくこと。書いていく中で良い物に仕立てていけばいいので、ムリして毎日毎日きちんとした文章を書く必要もないし、必ずしも以前の流れに沿わせる必要もない。

いっそまたゼロに戻って、新たに書きはじめてもいいのではないか。そう思うと気が楽になり、再開していこうと思えるようになりました。

何事も、自分の意志で切り開く道のりは、遠く、果てしないものです。負担なく、続けていけるようにすることで、確実に行動を積み重ねるということも大事なのではないか、と思うに至りました。

予期せぬことは度々あります。やむを得ず、立ち止まらなければならないことも、しばしば起こります。

でも、その度に、またやり直せばいい。何度でも、立ち戻ればいい

そうやって一歩一歩を重ねていくことが、思い描いた人生を実現することにつながるのではないかと思います。

  

投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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