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2014.10.7
前回の続きです。
「2.今でも興味があるものと、今では興味が薄れている、失っているものとに分ける」のステップで取り残されたもの、つまり興味が薄れたり失ったりしたものを、今一度見直してみます。
それらの中に、既存のグループに類するものがあれば、その中に含めてみましょう。これはとても重要なことです。なぜなら、そのもの自体にはすでに興味が薄れているとしても、その本質的な部分においては昔から関心があったということを意味するからです。すなわち、自分の関心事は以前から一貫しているということができるのです。
続いて、さらに残ったものを見渡し、それらに共通する「自分にとっての意味」が見出せたらならば、それらも同じように意味付けしてグループ化します。これも目的は同じです。そのもの自体にはすでに興味が薄れてしまっているように見えても、その本質的な意味においては、自分の中に関心が残っている可能性があるからです。
私の場合、このようになりました↓
グレーが、薄れたり失った興味を再グループしたもの。青が、新たにグループ化して新たに意味づけを行ったものです。
これで、だいぶ整理が進みました。
私の場合ですと、リストアップした57の項目は、大きく分けて13の興味領域に分かれることになります。
最後の仕上げです。ステータスシートに書き込むよう、整理した興味を簡潔にまとめます。
グループ化して名付けた「意味づけ」それぞれについて、それを表す具体的な項目1~2つを選び、
[意味付け名]+(具体例1、具体例2)
のように表記します。
具体例は、リストアップした項目になくても、その意味づけが自分の中でよりイメージできる表現が他にあればそれを採用しても構いません。
私の場合、このようになりました↓
・人間に秘められた力(潜在意識、心理学、成功法則)
・能力を引き出す、高める(能力開発、習慣)
・自分を表現する(文章、図解、プレゼンテーション)
・物事の原因を探る(統計、データマイニング)
・他人とうまくやる(傾聴、カウンセリング、コーチング)
・自分の知らない世界(地方、海外、異業種)
・ステータス・カッコよさ(成功者、高級、一流)
・独自性・自分の世界を作る(独立、フリーランス、カスタマイズ)
・自己管理(手帳、デバイス)
・異性(恋愛、女性)
・デジタル機器(Apple、モバイル)
・合理化・効率化(データベース、プログラミング)
リストアップしたら、さらにそれを「自分の中で関心の高い順」に並び変えてみましょう。それをステータスシートに書き加えることによって、「自分は何に興味があるのか」、つまり「自分は何がやりたいのか」がだいぶ明確になります。
以上で、興味の棚卸しのステップは終了です。次回からは「能力の棚卸し」のステップに進みます。