アイデアを生み出すために必要なこと

しげきです。

今日は取引先の企業様が開催しているセミナーに参加してきました。

プライベートで参加するセミナーは自己啓発ものに偏りがちなので、ビジネス向けのセミナーは久々でしたが、やはりライブのセミナーはいいですね。いろいろと刺激をいただけます。

 

講座を聞いている中で、新しいビジネスや商品のアイデアが次々に浮かんできました。

日頃いろいろと考えていてもなかなか出てこないのに、今日は脳内から溢れ出てくるので書き留めるのが大変でした(笑)こんな感覚は久しぶりです。

 

これはどうしたことだろう?と、よくよく考えてみたところ、アイデアが浮かんでくるにはひとつの法則があるのではないか、と辿りつきました。

それは、

 

インプットとアウトプットのバランスを整える

 

ということです。

 

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ここのところ、仕事ではアウトプットに偏りがちでした。

研修のカリキュラムを作ったり、診断のレポートを作ったりと、成果物を出すことに時間と労力を注ぎがちで、情報収集や知識習得などのインプットをおろそかにしていたなぁと反省です。

 

インプットとアウトプットのバランスを保つためには意識的な配分が必要です。

 

例えば、新入社員や転職者、違う職種に異動した場合などは、覚えることが多い一方で、実務の量が少なく、インプット過剰な状態に陥りがちになります。

知識や情報を得ても、それが実践でどのように活かされるのかのリアリティが不足しているため、なかなか良いアイデアにつながりません。

 

一方で、同じ仕事を長く続けていると、戦力として成果を上げることに時間と労力を注ぎ、新しい知識や情報を取り入れるのが後回しになりがちです。これはアウトプット過剰の状態です。

過去の経験でたいていのことは乗りきれる上、アウトプットをすれば欲しい成果が手に入るので、インプットに時間を割く積極的な動機がないからです。しかし、これでは思考や発想が硬直してしまい、新しいアイデアが浮かんでこなくなります。

 

つまり、

インプット>アウトプット

でも

インプット<アウトプット

でもダメで、

インプット=アウトプット

となるように、意図的にバランスを保つ必要があるのです。

 

今日私がアイデア洪水になったのは、ここのところ続いていたアウトプット過剰の状態に集中的なインプットが伴うことで、両者の均衡点に達したのではないかと思います。

 

あなたはいかがでしょうか。インプットとアウトプットのバランスは保てていますか?

新しいアイデアが浮かんでくると、それを実践することで今やっていることの状況や環境が大きく好転する可能性があります。何より、新しいアイデアが浮かんでくるのは楽しいです。意欲も上がります。

 

「急がば回れ」といいますが、もしあなたがいま停滞を感じることがあれば、自分ができていない方に時間と労力を少し傾けるだけで、もっと成果が上がるようになるかもしれませんね。

 

本日も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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昨日公開した「じぶん理解ワークブック」ですが、さっそくダウンロードして読んだという方からご連絡をいただいています。なんともありがたいことです(*^_^*)

まだご覧になっていない方は、ぜひ一度目を通していただけると嬉しいです。

▼ダウンロードはこちらから▼

http://growingtree.jp/mailmagazine

 

ひとつひとつのワークに、意図や手順の説明を掲載しています。解説文を読むだけでも、何か気づきを得られることがあるかもしれません。

もちろん、ワークを実際にやってみると、思っている以上の変化がきっとあなたに現れることと思います。

 

また、巻末にも書きましたが、じぶん理解の続編として、

・いつも「時間がない」と言っているあなたのための 時間管理ワークブック

・いつも行動が続かないあなたのための 習慣化ワークブック

・あなたに最も適した一冊をつくる 「じぶん手帳づくり」ワークブック

などを書いて、リリースしていく予定です。

 

どんどんクオリティをあげていただきたいので、やってみた方はぜひ感想を聞かせていただけると嬉しいです。

  

投稿者プロフィール

小松 茂樹
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役。人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントに転身。営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。

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